狂気 ~永野と高城。2 参戦~ | ねじ曲がり もがいた時間も

ねじ曲がり もがいた時間も

気が向いたらなんか書きます

歴史的名盤と言われる

The Dark Side of the Moon/PINK FLOYD
普段洋楽を聴かない方も、このアルバムジャケットを目にしたことがあるのではないでしょうか。1973年にリリースされたイギリスのプログレッシブロックバンド、ピンク・フロイドの8作目のアルバムです。人間の内面に潜む「狂気」(The Dark Side of the Moon)を描き出すというコンセプト作品で邦題が「狂気」

 

このアルバムの評判(ロングセラーのギネス記録など)を知り、中古レコードで入手したのが学生時代のこと。ジャケットデザインもヒプノシスで大いに期待して針をおろしたものの…。HR/HMにどっぷり使っていた当時の私には、残念ながらいま一歩ピンと来なかったのも事実でした。
あれから数十年、最近になって改めて聴き直していますが、おっさんになって受け入れ体制が整ったのでしょうか、奥深い作品で聴くたびに新たな発見がある一枚。

 

ところで、私達が見ている月の表面って、いわゆる「うさぎがお餅をついている方」だけなんですね。反対側の面って実は地球上からだと見られないそうです。
なんで?と思って調べてみたら、月の自転と地球に対する公転の日数がほぼ一緒だからとのこと。常にお餅をついている方を見せて地球の周りを一周しているということです。



さて、「狂気」といえばこちら。

永野と高城。2


昨年はAE先行で確保できたものの、今年は全滅。運良くその後の一般抽選で一公演のチケットを確保できました。今年は3日間6公演のスケジュールですが、中日である二日目の第一部、順番でいうと3回目の舞台。

事前に発券したところ「W列」で会場図を確認したところ…なんと最後列(実際にはさらに後ろに臨時席的なX列がありました)。昨年はアリーナ最後列のL列でしたが、まあ、チケットを取れただけでもラッキー。

当日は午前11時を目指して恵比寿へ。そう、開場前にここへ行っておきたかったのです。

こってりパトロールでおなじみの九十九ラーメン。永野と高城がある本日、多くのノフさんがここを目指してくることが予想されます。炎天下で待って熱いラーメンは流石に厳しいので、開店と同時の入店を目指しました。開店10分前に到着すると、すでに紫族?が3人ほど店先でスタンバイ。

入店して店員さんから案内された席はレジ近くのカウンター席。オーダーを取りに来た店員さんに
「あのー、ももクロのステッカーはどちらでしょう?」と確認したところ
「あ、そこですよ」と差された指先を見ると…レジに貼ってありました。
「撮影させていただいてよろしいでしょうか?」と確認の上、撮らせていただきました。レジが近い席でラッキーだったかもしれません。

で、運ばれてきたのがこちら。

1番人気の元祖○究チーズラーメンでございます。この時間帯は無料で2点のトッピングが選べましたので「のり」と「ネギ」を頂きました。お味は…クリーミー。チーズをスープに溶かすともっと「ドロドロ」しちゃうのかなぁと思っていたのですが、そこまでではない、天下一品のこってりに近い質感。そもそもチーズとラーメンの組み合わせって…どうなんだろう?と考えていたのですが、意外にもマッチしています。また食べに行きたいですね。店内はきちんと空調が効いていて、快適でした。

途中カフェで涼んでから、ゆっくりと恵比寿ガーデンプレイスへ。歩くだけでじんわり汗ばむ日差しの下、時間だけはたっぷりあっったので、極力エアコンの効いた屋内を選んでゆっくりと会場である恵比寿ガーデンホールに向かいました。

 

会場が近づくにつれ、増えてゆくノフさんの姿、やはり紫族が多いですね。現着し、開場時間までガーデンプレイスの中央にある大きなテラスの下、ベンチに腰掛けながら時間つぶし。すぐそばのステージ裏(写真の白い四角の部分がステージです)では、あるグループアイドルさんが特典会らしきイベントを行っていました。

 

 

会場にはたくさんのお花も。

 

14時30分スタート、終演は17時15分。夢心地の2時間45分でした。

 

昨年、永野さん曰く「今までのネタは全部出し尽くした」と言っていたはず。ならば今年はどうなんだろう?と、ちょっと不安もあったのですが、昨年以上の面白さで心配も杞憂に終わりました。もちろん昨年同様「え?これがオチなの?ポカーン」なネタもありましたが(笑)

一年前と比較して、演者としてのスキルが上がったと感じたものです。より自然に、そして安心して見ていられる、演目によっては今まで以上に引き込まれるという部分が多くなった印象。


このイベント、やはり高さんが演じるのが最もふさわしいですね。演目の持つ狂気と高さんにもともと内包されていた狂気さがうまくハマったというか。だからといって他のメンバーの演技力より上と言いたいわけではなく、合っているかと。なにしろ開演最初のネタが、カーカスというか非常階段というか暗黒大陸じゃがたら…を連想させちゃうネタで(以下略)。他にも、これ円盤に収録して良いのか?なネタもありましたし。

 

客席練り歩きが定番化した「九州を守る人ネタ」、あっと驚く「オチ」に続きを期待したい「バッティングセンターネタ」、新機軸の「生卵タクシー」や毒たっぷりの「大学に落ちた人ネタ」…次を期待したいものばかり。

 

客席のすぐ後ろにPAや照明のオペレーションスペースがあるのですが、終演直後に佐々木敦規さん(あつのりん)を発見。お手隙そうだったのでご挨拶させていただきました。こんな感じで。

 

紫のスダホ「ありがとうございました、面白かったです」

あつのりん「楽しんでくれた?よかった、ありがとね」

紫のスダホ「来年とか、次とか、またやってもらえませんか?」

あつのりん「反響が良ければね~あ、だからどんどん呟いてね」

紫のスダホ「了解っす~じゃんじゃん呟いちゃいますね~」

 

 

 

「狂気」というとネガティブな印象を持つ人がきっと多いでしょう。たしかにその側面があることも事実。でもそれだけではないのです。例えば発明家。何もないところ、ゼロからなにかもの凄いモノを産み出す。凡人の発想では到底たどり着けない境地、これも狂気が成せる業ではないでしょうか。

 

上手くは言えませんし、賛同してもらえないと思うのですが「高城れに推しになった要素の一つは彼女の持つ狂気」。うーん、自分でもうまく説明できないので、ここはスルーしておきましょう。

 

【おまけ】

九州を自主的に守る人ネタ。小道具の銃器を誤って自分の頭にコツンとぶつけてしまった高さん。つい口から「あいてっ」…ツボでした。