四面楚歌
有名な四文字熟語ですね。ところでこの四文字熟語の由来をご存知でしょうか。改めて語源について調べてみました。
時代は紀元前200年ごろ。日本だと弥生時代の終盤あたりでしょうか。(ちなみに天手力男はこのころの伝説のようですね)
この時代の中国で戦争がありまして、西楚という国と漢という国がその舞台。西楚の偉い人が項羽 、漢が劉邦。学生時代に世界史を選択しなかった私でも、この名前だけは知っていました。コーエーあたりの歴史シミュレーションゲームにも登場していたかもしれません。
劣勢だった西楚の項羽は垓下(がいか)という場所に陣を張り、圧倒的優勢だった漢の劉邦がそれを取り囲みます。
当時の地図です。西楚はもう漢に圧倒されている気がしますね。
ある夜、周囲(東西南北)を包囲する漢の陣から楚の歌が聞こえてくるのを聞き、西楚の項羽は「漢軍は既に楚を占領したのか、外の敵に楚の人間のなんと多いことか」と嘆き、最終的に自害した…というお話でした。
四面(東西南北の全方位)を楚歌(楚の歌が聞こえる)から、
まわりが敵や反対者ばかりで、味方のないこと、孤立無援
の意味になるわけです。
自分の思っていた由来とちょっと違っていました。てっきり「楚」という国が優勢でどこかの国を圧倒するために「楚」の歌を四方から歌って圧力をかけていたのだと思っていました(笑)。思い込みって怖いですね。
さて、ここからが本題。
四面楚歌と言えば、まもなくシーズンですし、これですよね。
ワニとシャンプー
今週7/25(水)に『FNSうたの夏まつり』が生放送されます。ここで初めてワニシャンの4人体制でのパフォーマンスが披露されることになります。
そこで。
インパクトの強いこの曲の歌い出しを、一体だれが引き継いだのか?を予想します。
【佐々木彩夏 単勝オッズ:40倍 スダ予想=… 無印】
あーりんの歌い出し、間違いなく「無い」でしょう。演出・プロデュース能力の高さが知られた彼女ですから、宿題を忘れていて真っ青!というシチュエーションが似合いません。予定はきちんと立てていると思われますし、あーりんママからの「宿題、さっさとやっちゃいなさいよ」的な言葉も、間違いなく守るはず。あーりんママの言葉が絶対なのは、大晦日ustream生中継で立証されています。
曲中で「♪と~ぶ~よ~!」と煽っていることもあって、7月中に宿題を終えて周りで応援しているタイプではないでしょうか。
【玉井詩織 単勝オッズ:30倍 スダ予想=… 無印】
玉さんも、まず無いでしょう。仮に8月下旬まで宿題の存在を忘れていたとしても、1週間前にはちゃんと思い出して、残された期間内で(涼しい顔をして)猛烈に追い込み開始。無事に問題なく仕上げてしまうという、持ち前の器用さを発揮しそうです。
本人曰く「飽きっぽい」性格が仇となって、宿題がなかなか進まない可能性も想定されます。それでもお盆時期までには宿題を終え、8月下旬の宿題に忙しい時期をあえて狙ったテーマパーク巡りなどを画策していそうなイメージです。
ここまで単勝オッズ30倍、40倍ですが、以下が2強になります。
【百田夏菜子 単勝オッズ:3倍 スダ予想=○ 対抗】
オッズの上では1番人気。なんか忘れそう(笑)というキャラクター性と、落ちサビの「あ~~~終わんない」との関連で、彼女が歌い出しになる可能性は大。
静岡の百田家に、お盆ということで親戚一同が大集合、毎日みんなでスイカ食べたり花火やったりお祭り行ったり…ワイワイやっているうちにお盆終了、親戚が次々に各地にUターンする頃に宿題をやっていないことが判明、しかもこれが毎年繰り返される百田家あるある…なんてシナリオが似合いそうです。
【高城れに 単勝オッズ:7倍 スダ予想=◎ 本命】
2番人気。インパクトの強さという点で百田さんに及ばないところが2番人気の理由と思われますが、歌い出しの絶望感を演じる(歌う)のは高さんがピッタリ。「文化放送のラジオ番組で誤ってニッポン放送と言ってしまった、しかも2回も」、この時、ガチで間違えたらしく(それをそのまま放送に流す文化放送さんも素晴らしい!)発言ミス直後の「取り返しのつかないミスをやらかしちゃった」挙動不審さが、この歌に強いリアリティを与えてくれるでしょう。
ただ高城さんのイメージは「宿題を忘れる」よりは「間違えて去年の宿題をやってしまった」というトンチンカンさ、ぶっ飛び感の方が似合っているのも確か(笑)。
それでも…
本命です。だって推してるから。高さんの見せ場が増えると良いな、「推され隊の絆」の証として引き継いで欲しいな(みれい)が本音です。
全てが明らかになるのは7月25日(水)時間未定。さて、皆さまの予想は誰ですか?
●注意●
あ、オッズを合計しても100になりません、合計80です。残り20は控除率。わかりやすく言っちゃうとテラ銭というか胴元の取り分なのであしからず。
※すべて個人の感想と妄想です。