どうも、こんにちは
最近、「終活」という言葉を耳にする機会が増えましたよね。
でも、“人生の終わりの準備”という言葉には、少し抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな中で注目されているのが、女優の財前直見さんが考案した『自分で作る ありがとうファイル』です。
これは「死を考えるノート」ではなく、“これからを安心して生きるためのノート”。
“前向きな終活”の第一歩にぴったりの一冊です。
財前直見さんってどんな人?
財前直見さんといえば、ドラマや映画で長年活躍されている実力派女優。
『お水の花道』『ごちそうさん』『おんな城主 直虎』など、幅広い役柄を演じてこられました。
プライベートでは、2007年に故郷・大分に拠点を移し、お仕事を続けながら、ご両親と息子さんとともに自然豊かな暮らしを送っています。
さらに驚くのはその学びの意欲!心理カウンセラー、終活ライフケアプランナーなど、なんと6つの資格を取得。
人として、母として、娘として――さまざまな立場から「家族とどう生きるか」を見つめ続けてきた方なんです。
この本が生まれたきっかけ
財前さんが「ありがとうファイル」を作ろうと思ったのは、身近な別れがきっかけでした。
義理のお母様が亡くなられた際、準備してくださっていたおかげで葬儀はスムーズに進んだものの、残された物や思い出を整理する中で、
「これは大事なもの?」
「誰に伝えればいいの?」
そんな分からない事の多さに気づいたといいます。
その経験から、「元気なうちに、自分の気持ちを家族に伝えておくことの大切さ」を痛感。
でも、いざエンディングノートを書こうとすると死後のことばかりで気持ちが沈む
――そんなジレンマもあったそうです。
そこで生まれたのが、「もっと気軽に、感謝の気持ちを残せる形にしたい」という思い。
それが『自分で作るありがとうファイル』の原点になりました。
ありがとうファイルの特徴と魅力
このファイルの一番の特徴は、書き換え自由・差し替え自由”のファイル形式であること。
一般的なエンディングノートのように一度書いて終わりではなく、状況が変わったら何度でも書き直せるんです。
また、内容もとても実用的で親しみやすい。
- 家族や友人の連絡先
- 大切な書類や通帳の場所
- かかりつけ医やお薬の情報
- もしもの時に連絡してほしい人
といった項目に加えて、「母の味レシピ」や「思い出の品リスト」など、自分の人生の温もりまで残せるページもあるんです。
これは単なる「終活ノート」ではなく、家族へのラブレターのようなファイル。
「ありがとうファイル」という名前にも、「これまで出会った人たちに感謝の気持ちを伝えたい」そんな財前さんの想いが込められています。
作ってみると、心が軽くなる実際に取り組んでみると、多くの方が口を揃えて言うそうです。
「気持ちがスッキリした」
「家族との会話が増えた」
と。書いていくうちに、
「そういえばこの人にもお礼を言いたいな」
「こんなに支えてくれた人がいたんだ」
―と、今を生きる自分の豊かさに気づけるのです。
財前さん自身も、「エンディングノートではなく、夢を叶えるノートになった」と話しています。
書きながら、自分のこれまでを振り返り、これからをどう生きたいかを考える。
そんな人生の棚卸しのような時間が、このファイルには流れています。
家族と未来をつなぐ一冊
『自分で作るありがとうファイル』は、「終活=人生の終わり」ではなく、「今をよりよく生きるための整理」を教えてくれる本。
必要なのはA4のクリアファイルと紙だけ。
テンプレートも公式サイトから無料ダウンロードできます。
それはきっと、未来の自分と、大切な家族への最高のプレゼントになります。
やろうと思ったときがやるとき‼️
思い立ったら是非挑戦してみてください
では、まったね〜