怪談サークル とうもろこしの会 -85ページ目

麺処 やじきた(秋葉原)

天ぷらそば 380円

天ぷらは桜海老入り、野菜多めで嬉しい。

つゆはいたって普通。やや甘めの関東風で、ダシの味はあまりしない。

めんは細くてコシ強い。すぐ近くにある「みのがさ」とかなり似ている。

全体的な感じも、みのがさと同じ感じ。
地域性か?

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そろそろ、住んでいるアパートを追い出されそう。

なので、近くにショボい物件がないか探している。
敷金・礼金ゼロの物件をなるべく見るようにしているところ。
このご時世だからか、そんな賃貸も結構ちらほらとあるし
引越し作業をほぼ全てイマニさんに負担させれば
初期費用ゼロ円で、今より安い物件に住むことが出来るってえ寸法だ。

まあしかし、やはり敷礼ゼロというと
それはそれで訳アリ物件なども多いようで。
もちろん古くてボロボロなのは別にいい。
のだが、どんなにキレイでも間取りが異様だったりすると
なんだか人が住むリアリティというのが感じられず
「ここに住んだら早晩、呪怨っぽく気が狂って人を殺すのだろうなあ」
みたいな予感がビンビン伝わる部屋も多い。
あと嫌なのが、不動産屋が見せてくれない部屋。
僕の要望にピッタリの部屋があるらしいのだが、絶対に内見させてくれないのだ。
「猫が……」
何でなんだよと問い詰めた僕に、女性の店員はボソリと、そう呟いた。
「……黒猫が、いつもいるんですよ。あ、BMWだ! ってBMVの方を見たら、その上に、猫が……」
あそこ絶対になにかありますよとキッパリと言われてしまったので
全く意味が分からないながらも「分かりました」と、僕も頷くしかない。

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「お前みたいなゴミムシは、真冬に凍えながら、風呂にも入れず垢まみれになって、生肉を食って死ね」
と、ガスの供給を停止されて、はや3日。

体の大事な部分だけは、我慢して冷水で洗い
カセットコンロで細々と火を守る日々が続いている。

度重なる延長の末、本当に東京ガスを怒らせてしまったのか
今回は何の通告もなく、いきなりの停止。
しかもなんとか小銭をかき集めて、その日のうちに払ったのに
待てど暮らせど、いつまでたっても供給を再開してくれない。
こうなったら、自分で無理にでも開栓するしかねえ!
ドライバー片手に、アパート脇のガスの機械に突撃したところ
「ガスの開栓には立会いが必要です」
この番号に電話しろ、との紙が紐でくくりつけられていた。
そういえばケータイと違って、コンビニで払ったら即座に再開する訳じゃなかったんだっけ。
ちょっとした肩透かしをくらうが、それでも
俺が居ない間に勝手に元栓閉めたんだから、立会いが必要などとフザけるな!
と怒りを再燃させながら電話してみると
「留守のようなら、勝手に開いときますよ」
との返事。
あっそう。
なんだか、怒りをくすぶらせたまま、爆発させられない感じ。
事が、ガスなだけに。
上手いことを言えるはずだったんだけど。