怪談サークル とうもろこしの会 -77ページ目

3/8

そういえば引越しのドタバタですっかり失念していたが。
貧乏&仕事来ないの地獄から脱出するための一大プロジェクトとして
「アイドルって稼げるのかな、儲かったらデカいよな計画」というのを考えていたことを
はた、と思い出したのだ。

ついにアイドル業界に吉田が乗りだすんやでえ、ということである。

この計画の磐石かつ周到なところは
「僕がアイドルになって稼ぐ」という方法と
「僕がアイドルをプロデュースして稼ぐ」という方法の
二路線が用意できる点である。

どちらにしても
アイドルというものが、どういうことをして、どう売り出せば受けるか
さえ見極めれば、確実にお金を儲けられるだろう。

その辺りは、ここ一週間ほどテレビを見ているうちに「なるほどね、大体分かった」とコツを体得できたし
フリップフラップ、マナカナといったアイドルが好きだった過去もあるし
なにより秋元康の高校の後輩であるこの僕に、上手く出来ない訳がないだろう。

なんなら、僕がアイドルデビューして、かつアイドルプロデューサーデビューもする
史上初のアイドルがアイドルをプロデュースするユニットを結成してあげてもいい。
このアイデアを今すぐ秋元先輩に持ち込んで
電通の今年の最大プロジェクトとして発足させてあげてもいいのだが
そこは後発組として少しだけ謙遜する意味も込めて
まず、ゲームから入っていこうと思う。
なんでも世の中には
「アイドルマスター」というアイドル育成ゲームが存在するそうである。
僕のバーチャル訓練として持ってこいな気がするので
誰か、このゲームに詳しい人がいたら連絡していただけないだろうか。

そうです。
長々と訳の分からない前置きを書いてきましたが
本題としては
「誰かアイドルマスターに詳しい人、あのゲームのことを教えて」
というお願いをしたかっただけです。

だったら本題だけを書けよ、人の時間無駄にすんな
と思った方もいらっしゃるでしょうが
そこは仕方ないのです。
なにしろ、8年前に僕のことをクビにした某出版社の社長の教育によって
「いきなり用件から入る奴は無礼。出来なければクビ」
と脳内にしっかり釘を刺されており
あの無残なクビから8年が経過した今でも
社長が僕に植えつけてきた言葉に逆らおうとすると
僕の脳内深くに刺された釘が膨張し
激痛とともに涙と涎と尿を大量に垂れ流しながらピクピク痙攣する羽目になるので
手紙における時候の挨拶のように、愉快な前文を書かざるを得なかったのです。
現に今も
「連絡事項が終わった後で無駄な言い訳をするな」という言いつけに逆らったため
“社長の釘”が視床下部を引っ掻き回しだしたのか
全身の筋肉が僕の意思では押さえ切れないトリッキーな動きを始め
もし杉村泰蔵が大量のシャブを打たれて嬉し泣きしてたらさも、みたいな顔になりながら
必死にキーボードを叩いている状況です。


とにかく!
誰かアイマス詳しい人いる?
ってこと聞きたいだけ!
何もダラダラ書くことないの!
以上!


※しかしアイドル計画については、割とマジで考えてたりもします。
※だから、「我こそはアイドル」と言う人も同時に募集。

第83回「さらば、我が青春の裏新宿スタジオ」

更新しました。

ゲスト:今仁さん 

花粉と無職と住居不定と差別と戦う、オカルト活動家の愚痴ラジオです。今回も、支援者からのお便りを紹介。
ベストメールを受賞するのは誰だ!
●吉田がんばれ
●実話怪談「書き置き」
●世界に潜む数字
●俺、セーフ
●地元でお札が大流行
●テレビのオカルト特集
●ユリコ
●PANDA

3/3

もう何度書いたか分からないが、住む場所が見つからない。

周囲から
「今までヘンラヘラヘラと生きてきたツケが回ってきたんだよ」と諭され
アリとキリギリスの出てくる話などを聞かされるうち
そこは物分りがよく真っ正直で
「ゆうきちゃんは根っこが良すぎるから、世間の皆に騙されないか心配じゃよ」
と、お祖母ちゃんに言われ続けた僕のこと
確かに、自分にも非があったのかもしれないという気持ちにもなってきた。
この大不況にあえぐ現在の日本社会で生きていくからには
自分から一生懸命に頭と体を動かさなければ
住居すら確保できない時代になっているのだ。

高校に上がるまでお祖母ちゃんと一緒に寝てた、生粋のお祖母ちゃん子な僕だって
いいかげん自分の甘えんぼさん体質を見直さなくてはならない!
「黙って待ってれば誰かが家を見つけてきてくれて、お金も出してくれる」
そう布団の中で思っていても、物件が決まらないということにそろそろ気付かなくては!
いつか変わろう、じゃない!
今日、変わるんだよ!

ただ、そうは言っても
この寒い日に、わざわざ不動産屋まで出向いて、初対面の人に自分の要求を伝える
というのはさすがにハードルが高すぎるので
「まあ、引っ越せはするでしょ、多分」という前提で
イケアに新しい家具を見に行くのを、今日の日課とした。

感想としては
なにしろデカかった。
イケアの建物自体もそうだが
置いてある家具もいちいちやけにデカい。
こんな欧米サイズの調度品が
これから僕が住むような「築30年以下ならラッキー」な物件に収まりきるとは到底思えない。
(※そもそも、そんな物件さえ見つかってない)
「北欧とか言ってるけど、野蛮な泥棒海賊の末裔どもがいい気になってんじゃねえぞ!」
結局、そんなセリフを心の中で吐きながら、さっと一周歩いただけで、すごすご立ち去る羽目になる。
それでもせっかく来たんだから、という貧乏根性から
100円の食器を一つだけ買い
60円の特製ビニールバッグの中に入れて持って帰った。
ビニールバッグはやけにどデカかったので、遠目にもかなりアンバランスな感じだったが。

その後、ニトリとシマチューに寄ってみて
「まあやっぱ、ここだな」と思った。