愛知県若年性認知症総合支援センター
福祉番組「ともみとともに」
室長 山口喜樹さん。
若年性認知症を発症した稲垣豊さんと
奥さまの一子さん。
今年2月、瀬戸蔵で開催された
瀬戸市主催のセミナー、
「長く、幸せに、働きつづけるために」
このとき講師で来て下さったのが山口さんだった。
そのときの私のブログ
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平成28年10月に開設したセンターでは、
来所相談、電話相談、訪問相談を行っていて、
若年性認知症の本人やご家族だけでなく、
企業や自治体などからの相談に応じ、
総合的な支援を行う。
認知症というと高齢者のイメージもあり、
若年性(発症が65歳未満)だと、
診断までに時間がかかることも多い。
また現役世代ということもあり、
職を失ったり、
転職を余儀なくされたりすることもあり、
経済的に負担がかかることも多い。
豊さんの発症は60歳。
しかし、50代後半に症状が出ていた。
できていたことが、だんだんできなくなり、
忘れてしまっていることもある。
でも、認知症を受け止め
夫婦二人三脚で「今」を
楽しんでいるように感じる。
現在は新型コロナの影響で、
イベントも少なく活動も自粛ムードだが、
依頼があれば積極的にイベントにも、
登壇している。
名古屋市若年性認知症本人・家族交流会
「あゆみの会」の立ち上がりからのメンバーで
楽しく夫婦で活動をしている。
「認知症になっても、安心して暮らせる社会にしていくこと」
以前、一子さんが私に教えてくれたメッセージ。
若年性認知症と言われても、
雇用側の理解があれば、
工夫して働き続けることができるかもしれない。
そして、そんな努力をしている企業も、
もちろんあります。
たくさんの事例を見ている
山口さんをはじめとする専門職の皆さんが
サポートして下さいます。
もし気になることがあれば、
ぜひセンターにご相談下さい。
27日に発表した
若年性認知症の人は、
全国で推計35700人。
若年性だと、
すぐに分かりにくいということを考えると、
実際はもっと多いんだと思う。
久しぶりに会った豊さんを見て、
すごく元気をもらえた。
司会をさせていただいた
ファッションショーやトークショーのシーンを
思い出した。
そのときの私のブログ
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コロナが終息して、
ステージで笑う豊さんを、
また見たいなあと思いました。
以前、稲垣さんご夫妻が
出演されたときのブログはこちら。
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本日の放送はこちらから聴けます。
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