若年性認知症 | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

若年性認知症

ラジオサンキューFM84.5

「ともみとともに」

ゲストは3名。

 

社会福祉法人 名古屋ライトハウス

 

緑風の宇野一也さん。

 

利用者さんの稲垣豊さんと

奥さまの稲垣一子さん。

10年ほど前に、

50代後半で若年性認知症を発症した

稲垣豊さん。

 

現在は週2回、B型の事業所 緑風に通い、

週3回、デイサービスに通っている。

 

係長というポストの宇野さんのことを

「社長、社長」と呼んでいるとのこと。

 

周りを喜ばせることができる

素敵な方。

 

異変に

気付いたきっかけは、

長年働いていた仕事場での

ミスが続いたことだった。

仕事が続けられなくなった。

 

外に出るのも嫌、

周りに知られるのも嫌、

そんな時期もあった。

 

でも、認知症と話しても

「いいよ」と働かせてくれたお店があった。

4年間、働いた。

 

良き支援者にも出会い、

現在は夫婦二人三脚で、

活動的に動き回っている。

 

認知症の家族会などはあるが、

「若年性認知症」となるとあまりなかった。

 

お二人が入っているのは

名古屋市若年性認知症本人・家族交流会

「あゆみの会」

会が立ち上がったときからのメンバーだ。

 

淑徳大学の学生さんの協力のもと、

素敵なテーマ曲もできたとのこと。

 

「AYUMI~みんないっしょだよ~」

   (↓制作エピソード)

  こちら

 

番組中に曲をかけると、

豊さんも嬉しそうに口ずさんでいた。

 

できたことができなくなり、

昔のことは覚えていても、

新しいことは忘れてしまったり。

 

でも、服が着れなかったのに、

また着れるようになった。

 

できなくなったのではなく、

「今日はできなかった」と

一子さんは表現した。

 

そう、

「明日はできるかもしれない」

 

昨年に引き続き、

「なごや介護の日フェア2018」で開催された

「名古屋市シニアファッションショー 夢コレクション」に

二人でモデルとして出場した。

 

レッドカーペットを

二人でさっそうと歩く映像を見た。

カッコよかった。

幸せそうだった。

 

素敵なメッセージがあった。

 

「予防よりも認知症になっても

安心して暮らせる社会にしていくこと」

 

まさに大切なのは

そういうことだと思った。

 

若年性認知症について知ってほしい。

悩んでいる方の力になれたら・・・。

そんな思いもあり、講演活動も行っている。

 

稲垣さんの周りには素敵な方がいっぱい。

気付いたら、

周りには応援団がいっぱいいた。

 

あゆみの会の窓口は

名古屋市認知症相談支援センター内です。

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名古屋市認知症相談支援センター

 

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

奥さま手作りのリンゴジャムと

ストラップ小物をいただきました(#^.^#)

ありがとうございました。

 

本日の放送はこちらから聴けます。

2018年11月12日「ともみとともに」