ハーレーサンタCLUB名古屋 | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

ハーレーサンタCLUB名古屋

ラジオサンキューFM84.5

福祉番組「ともみとともに」

ゲストはハーレーサンタCLUB名古屋

代表の冨田正美さん。

今年3月まで愛知県の職員で

愛知県教育委員会の

生涯学習課長をされていた。

 

「教育が変われば未来が変わる」

そんな信念を持って職務を全う。

 

仕事をしながらプライベートでは、

児童虐待をなくしたいという思いで、

始まったハーレーサンタの活動。

 

子どもの虐待のない社会の実現をめざそうと

行なわれているオレンジリボン運動。

シンボルマークのオレンジリボンを

広めようとオレンジ色のバイクでの活動を思いついた。

 

しかし、オレンジ色のバイクは限られる。

 

調べていくうちに東京でハーレーサンタの

活動をしている団体の存在を知り、

すぐに会いに行き、思いを共有。

東京の一年後に

名古屋でも活動がスタートした。

 

昨年も行われたクリスマストイラン。

12月23日、オレンジリボンをつけて

ハーレーサンタが名古屋市内をパレード。

200台のバイクが集まった。

 

もちろん、関わった方や

応援に来てくれた方々もたくさん。

 

冨田さんは毎年オレンジサンタ。

 

今日も啓発カラーのオレンジで、

来てくれました。

 

その他にもたくさんの団体から依頼を受け、

理事や委員を務めている。

県の職員を定年退職されたということで、

縛りがなくなった分、さらに忙しくなるのでは。

 

とくにウェイトをしめているのは、

母子生活支援施設「愛知昭和荘」荘長、

自立支援ホーム「のぞみ」の理事。

 

常に考えるのは子どもたちの幸せな未来。

さまざまな環境の中、

親の都合で困難を抱えている子もいる。

必要とされるならば飛んで行き、

ひたすら話を聞く。

 

必要なものがあるならば、

みんなに声をかけて集める。

 

冨田さんを見ていると

宮沢賢治の詩が浮かんできた。

 

「雨ニモマケズ」

 

「・・・東に病気のこどもあれば
行って看病してやり
西につかれた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北にけんかやそしょうがあれば
つまらないからやめろといい・・・」

 

冨田さんが言われたように

教育と福祉は切り離しては考えられない。

本当にそう思う。

でも、実際には管轄も違い、

なかなか難しい。

 

でも、誰かが声をあげなければ

変わらない。

 

生まれた場所や環境や、

いろんな違いで

夢があっても

かなり遠回りすることになったり、

諦めなくてけないことがあったり、

不平等に感じることも多い。

 

でも、見守っている人がいること、

味方になってくれる人がいることって、

とっても心強い。

そして生きる力になる。

 

人はみんな幸せになるために

生まれてきたんだと思う。

冨田さんはその手助けを

そっとしてくれる、

まさに夢を与えてくれるサンタさん。

 

冨田さんの手首には

認知症サポーターの証の

オレンジリング。

 

このコラボもできないかと思い、

実際に計画もしているとのこと。

また情報が入りましたら、

お知らせします。

 

番組後は商店街の

もやいやでランチ。

いろいろお話をして

ますきちさんをご案内。

こんな場所を作ってみたいとのこと。

 

冨田さんなら作ってしまうかもしれない。

 

垣根がなくて誰もが来たくなる

あなたの居場所。

 

冨田さんに出会えただけで、

人生得した気がしています。

 

冨田さんや以前出演していただいた

渋谷さんに誘われて

(渋谷さん出演ブログ→こちら

以前、私も娘とサンタになりました。

本日の放送はこちらでも聴けます。

2019年4月29日「ともみとともに」