酒蔵の蔵開き(第3650回) | パーソナルトレーニング TOMONOTE

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先日、自宅近くの三宅酒造という酒蔵で、蔵開きのイベントが行われていました。
残念ながら私は行けなかったのですが、多くの人で賑わっていました。

日本酒の新酒が出来る時期は、一般的に12月から3月ぐらいが多く、この時期には酒蔵で蔵開きのイベントが開かれています。

私は下戸なので飲んでも少量ですが、お酒の味や香りは好きで、蔵開きなどと聞くと興味をそそられます。
また、日本酒やウイスキー、ワインなどでもそうなのですが、お酒にはそのお酒に因んだ物語や製造にまつわる物語が背景にあることが多く、酒蔵に足を運びその物語を聞き、そしてそのお酒を飲むという楽しみ方が出来ることも、酒蔵に興味をそそられる理由の1つです。

日本のお酒の歴史は古く、最も古いお酒にまつわる物語といえば、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治したという話です。

神話レベルの話なので、事実ではないかもしれませんが、出雲の国に一年に一度、娘をさらいに来るヤマタノオロチという怪物がいたそうです。
そのヤマタノオロチを退治するために、スサノオノミコトは樽に強いお酒を入れ、待ち伏せし、そのお酒を飲み酩酊したヤマタノオロチの首をはねたというものです。

島根県には、この物語にちなんだお酒が今もあるそうです。
ヤマタノオロチが飲んだお酒について、古事記には「八塩折の酒(やしおりのさけ)」と書いてあり、これは「何度も繰り返し醸造した濃いお酒」のことを意味します。

この八塩折の酒を再現して作られた「八塩折」というお酒が國暉酒造で作られています。
その酒蔵でこの物語を聞いてしまうと、きっと飲んでみたいという衝動にかられるのでしょうね。



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