先日の、手のひらの肉と骨の分離のワークの時に、ご質問を頂きました。
「これはどのくらい時間やれば良いですか?」
この手の分離のワークだけではなく、いろんなワークの時に聞かれることがあります。
なかなか答えにくい質問ではあります。
なぜなら、自然にやって欲しいからです。
例えば、犬を飼いました。
「この犬を愛でる時に、何秒間なでれば良いですか?」
という質問に似ている気がします。
なので、このワークはどのくらいやれば良いですか?という質問にはいつも、「気が済むまで」と答えることが多いです。
機械的に、何秒擦ったら、次に移る、というのは、緊張を生みます。
脱力したいのに、緊張を生んでどうするんだ?という現象が起こります。
それと、秒数や回数を強制してしまうと、やらされている感が出ます。
とはいえ、他の例で言うと、呼吸法を練習の時はどうするのか?
この時は、秒数を数えて練習しないと、リズムが狂ったり、成長が感じられなかったりとするので、秒数は計測した方が良いと思います。
詳しい説明は省きますが、手を一つの別人格と見なします。(生命素粒子仮説の話です。)
骨や筋肉には一つ一つに名前があるので、名前を呼んであげるのも良いです。
手のひらを擦るワークの時に、かわいい犬を愛でるように、手のひらの骨と肉を愛でます。
動物を愛でている時のように、「よ~しよしよしよし」と愛でます。
そうすると、別人格の手は、認識してもらったことで、承認欲求が満たされ、脱力して行きます。(冗談です)
他の部位もすべて同じです。
無意識に感じているものを意識に上げるというのが、固っ苦しいと思う方は、いろんな部位を別人格と見なして、認識・認知して上げましょう。
自分の身体は、一生涯付き合っていくものです。
良き相棒として、愛でて行きましょう!
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