12月の鉱工業生産は1.8%上昇、2カ月ぶりプラス-市場予想下回る | 元世界銀行エコノミスト 中丸友一郎 「Warm Heart & Cool Head」ランダム日誌

元世界銀行エコノミスト 中丸友一郎 「Warm Heart & Cool Head」ランダム日誌

「経済崩落7つのリスク」、
「マネー資本主義を制御せよ!」、
「緩和バブルがヤバい」、
「日本復活のシナリオ」等の著者による世界経済と国際金融市場のReviewとOutlook

「国家の盛衰を決めるのは、政治経済体制が収奪的か包括的かの差にある」(アシモグルら)

掲題の今朝のブルーンバーグ記事。
ご参考まで。
 
b2020_202312sj.pdf (meti.go.jp)
 
鉱工業指数参考図表集(2023年12月速報)|経済産業省 (meti.go.jp)
 
氏兼敬子

 

昨年12月の鉱工業生産指数は前月比1.8%上昇と2カ月ぶりのプラスとなった。市場予想は2.5%上昇だった。基調判断は、「生産は一進一退で推移している」に据え置かれた。経済産業省が31日発表した。 

 

  世界的な景気減速による影響が懸念される中、今回の結果は日本経済の回復ペースが鈍い可能性を示唆している。昨年12月の輸出は自動車中心に前年比伸び率が1年ぶりの高水準となり、中国向けは半導体製造装置も好調で13カ月ぶりにプラスに転じた。ただ、車両の認証試験不正が昨年発覚したダイハツ工業の生産・出荷停止など、生産への下押し圧力はくすぶっており、増加を持続できるかが今後の焦点となる。

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