(ブルームバーグ): 大きく値上がりする日本株に中国の投資家が殺到し、日本株に連動する本土の上場 | 元世界銀行エコノミスト 中丸友一郎 「Warm Heart & Cool Head」ランダム日誌

元世界銀行エコノミスト 中丸友一郎 「Warm Heart & Cool Head」ランダム日誌

「経済崩落7つのリスク」、
「マネー資本主義を制御せよ!」、
「緩和バブルがヤバい」、
「日本復活のシナリオ」等の著者による世界経済と国際金融市場のReviewとOutlook

「国家の盛衰を決めるのは、政治経済体制が収奪的か包括的かの差にある」(アシモグルら)

掲題の2時間前のブルーンバーグ記事。

今日の幻のSQ値を超える大幅高の背景にあったとみられる。

いずれにせよ、バブル狂騒曲に踊らされる

日本株式市場となっているのは間違いあるまい。

もっとも、まだ東京株式市場は後場が

終わっていないので念のため。

 

いずれにせよ、ご参考まで。

 

(ブルームバーグ): 大きく値上がりする日本株に中国の投資家が殺到し、日本株に連動する本土の上場投資信託(ETF)のプレミアムが急上昇した。運用会社が警告を発し、取引が一時停止する事態となった。

 

  「チャイナAMC野村日経225」ETFの純資産価値に対するプレミアムが16日に一時23%に跳ね上がった。その後は9.5%で落ち着き、同ETFは4.3%安で終了した。華夏基金管理は発表文で、現地時間17日午前10時半(日本時間同11時半)まで同ETFの取引が停止されることを明らかにした。売買再開後は上昇している。

 

  華夏基金は「流通市場の取引価格はファンドの基準価額に比べて大幅に高く、かなりのプレミアムが生じている」と説明。「投資家がやみくもに投資すれば、重大な損失を被る恐れがある」と指摘した。

China-Traded Japan ETF to Halt on Premium Surge

China-Traded Japan ETF to Halt on Premium Surge© Bloomberg

 

  チャイナAMC野村日経225の売買代金は48億元(約980億円)と記録的な規模に膨らみ、中国本土で最も取引が活発だった銘柄である重慶長安汽車の47億元を上回った。

原題:Chinese Frenzy for Japanese Stocks Triggers ETF Trading Halt(抜粋)