ALSに罹患した父についての
記録シリーズ。
今回が3回目の投稿です。


シリーズ1、2をまだお読みでない方は
以下のリンクからお読みくださいね。


ALSに罹患した父のこと〜発症した頃〜


ALSに罹患した父のこと〜発症から3ヶ月後〜


前回、シリーズ2では、



明らかに症状が進行して

言葉がかなり聞き取りにくくなり

歩くのも難しくなってきたにも関わらず


かたくなに病院に行くことを拒否して

なかなか受診しなかった父が



親戚たちからの説得と

内科の看護師さんからの説得により


ようやく脳神経外科の専門病院に

行くことになったところまでを

書きました。




今日は、その続きです。




内科のかかりつけ病院から

紹介状を受け取り


その足で脳神経外科の専門病院

(M病院)を受診した父。



父の様子をひと目見た医師は、

「1週間ほど検査入院するように」

と、父にとっては絶望的な一言を

即座に伝えてきました。



受診すら嫌がる父にとって

入院なんて、

絶対に拒否したいこと。


でも、その医師の言葉には

「確実になにか異常が起きている」

ということを、

父も納得せざるを得ない迫力が

ありました。



そして、そのまま父は入院して

1週間、ガッツリ検査をすることに。



病室に落ち着いた父を見届けてから

母と私は急いで自宅へ戻り

父の入院のための用意をして

またM病院へと戻りました。




あんなに入院を嫌がっていた父ですが、

入院してみたら

同部屋の方々とすっかり仲良くなって

意外に楽しそうに過ごしていました。



この頃、私はネットで父の症状を

夜な夜な調べて


「なんだかALSという

聞いたことのない病気と似てる…」

と思っておりました。




いやでもまさかね…


あんなに元気な父が

こんなたいへんな病気に

なるわけないよね…



夜中に自室でパソコン画面を見ながら

不安におそわれる毎日。





1週間はあっという間に過ぎ、

私たち家族も病院から呼ばれて

いよいよ検査結果を聞くときが

やってきました。



その検査結果とは…?



続きはまた後日書いていきますね。





最後まで読んでくださって

ありがとうございました。