ろれつが回らなくなり始めた頃の父。

愛犬のムクとともに。

今日は、ALSで13年前に亡くなった
父のことを少し書いてみます。
 
 
父は、とても明るい人で
いつも家族を笑わせてくれていました。

一家の大黒柱というよりは
笑わせ役のムードメーカー。
そんな父が、私たちは大好きでした。

 
 
私は33歳のときに乳がんになり手術。
右胸を全摘。
 
その後のホルモン治療の影響で
ひどいうつ病になり
それが原因で前夫と離婚。
 
実家に戻って
両親と一緒に暮らしていました。
 

 
そんな2004年のこと。
父に異変がおきます。
 
 
ろれつが回らない。
笑い出すとしばらく止まらない。
 

お酒が大好きで
毎日、夕方から焼酎を飲んでいた父。
 
私たち家族は、
「もー、そんなにろれつが回らないほど
お酒飲んじゃダメだってばー」
と、謎に爆笑している父につられて
一緒に笑いながら、たしなめる毎日でした。
  

 
…まさか、
これが長いALSとのお付き合いの
スタートだとは
 
このときは
微塵も想像していなかったのです。
 
 

この父のシリーズ、
これからも続きを書いていきますので
よかったらお読みくださいね。
 
 

最後まで読んでくださって
ありがとうございました。