犬のアトピー性皮膚炎 その2 | 手作り栄養ごはんで愛犬のハタチを叶える!リアルドッグ栄養セラピー

手作り栄養ごはんで愛犬のハタチを叶える!リアルドッグ栄養セラピー

20年目の現役獣医師ともちん先生が、愛犬にドッグフードを与える当たり前に異を唱え、栄養バランスのよい手作り食の作り方をナビゲートすることで、治らないと言われている病気を改善させてきた栄養療法

今度は異病同治ではなく、同病異治です。

アトピー性皮膚炎のわんちゃん、この子は普段、食事療法と漢方での養生、それから2週間ごとのシャンプー療法でかゆみをコントロールしています。

時々、かゆみが強くなると、しばらく漢方薬を追加で飲んで、落ち着くと、また普段の維持療法のみに戻します。

おかげで今日の健康診断でも、悪い数値はありませんでしたが、少しかゆみが強いとのことで、漢方薬を追加しました。この追加の漢方薬は、そのときによって違う種類、違う量を処方します。同じ病気、同じわんちゃんでさえ、そのときによって違ってくるのが同病異治ということです。

これは、そのときの体全体の様子はもちろん、皮膚の状態、季節やストレスなどの全体的な環境を見て決めていきます。

全然自慢にならないことですが、マニュアルが苦手だからこそ、好きな治療法なのかもしれません。