なんちゅーことない | 司法の山を見まわして

司法の山を見まわして

司法書士の宮前知光と申します。
世界遺産「富岡製糸場」の近所で開業しております。
業務と関係したりしなかったりの、日々の雑感を綴ります。

おめでとうございます、とは言いがたい年明けですね、誠に残念ながら。

 

もともと下品な大物芸人が下品な疑惑を下品な週刊誌に書き立てられようと、なんちゅーことないです。

その下品な大物芸人の網に同じ穴のムジナ的な女性が引っかかって痛い目に遭ったことがあろうがあるまいが、なんちゅーことないです。

 

下品な政治家どもが下品なカネのうんぬんで今さら下品な本性を露呈させようと、なんちゅーことないです。

下品なホームランバッターの下品な戒め(?)のとばっちりでそこそこ上品な大ベテラン投手のプライドが傷つけられようと、なんちゅーことないです。

 

下品な大物芸人に弄ばれた女性の側にも落ち度がある、などと言ってはいけない、などと上品を自任する方々からお𠮟りを受けても、なんちゅーことないです。

しっかり成人を迎えた女性が、好奇心だか同調圧力だか舞い上がってだか危機を予感しつつだか知りませんが最終的には自分の判断で下品な密室へと向かったのであれば、なんちゅーことないです。

 

そんなもん、希望の新年と向き合ったそばから震災ですべてを失った人たちの辛さ苦しさ虚しさに比べたら、全部なんちゅーことないです。

そこへ救助に駆けつけようとしながら事故で命を散らす羽目になった人たちの無念さ、やりきれなさに比べたら、全然なんちゅーことないです。

 

比べるもんじゃない、とか上品でご立派な方々にたしなめられようと、なんちゅーことないです、私は比べます。