自宅をピンポ~ンて | 司法の山を見まわして

司法の山を見まわして

司法書士の宮前知光と申します。
世界遺産「富岡製糸場」の近所で開業しております。
業務と関係したりしなかったりの、日々の雑感を綴ります。

ああ、今日もようやく仕事を終えたぜ。

ストレス満タンだぜ。

お、夕飯はカレーか。ナイス。

さっそくいただこうかなニコニコ

 

と。

ピンポ~ン。

ん? e-honで注文しといた本がもう届いたか?

 

「こんばんは。昼間おじゃましたAですけど」

「あ、はい」

……仕事のお客さんでした汗

 

内容は、決して急ぎの用ではありません。

むしろいつでもかまわない、些細なことです。

それはご本人も承知しています。

にもかかわらず、事務所が閉まっているのを受けて、自宅のほうをピンポ~ン。

 

て。

やりますかねフツーショック!

 

これが昔の小さな病院とかならわかります。

高熱を発した子供を背負いつつ、お医者さんちの木戸をドンドン、ドンドンて。

 

そりゃ命に関わりますからね。

晩酌中だったおじいちゃん医師だって白衣を引っかけて現れますよ、奥のほうからナゾの人

 

この私だって、たとえばサラ金の取り立てが来て困っているとか、明日の朝までにこの書類を提出しないと大変なことになるとか、そういう急を要する依頼であればひと肌もふた肌も脱ぎますよ。

じっさい脱いできましたよ。

 

自宅だろうと事務所だろうと、勤務時間外だろうと夜中だろうと、そういうときは関係ありませんよグー

 

けど。

けどけど。

どうしてそんな些細なことで、昼間でもじゅうぶん時間の都合のつく人が、わざわざ夜の自宅をピンポ~ンてやるんですか。

できるんですかガーン

 

ということを口にすると、同じ司法書士である父に怒られます。

一定の先輩方にも怒られることでしょう。

 

お客さんにとって些細なことなどないのだと。

(いや、あるでしょう。人間だもの。)

365日24時間、いついかなるときも国民の期待に応えてこその司法書士なのだと。

(だったらゴルフとか行くなよ。受託した仕事は最後まで責任もてよ。)

自宅まで気安く来てもらえるなんて「街の法律家」冥利に尽きると。

(まさに自己満足でしょう。)シラー

 

私は、火急の場合を除き、自宅でまで司法書士をやりたくはありません。

そんなことをしていたら身も心ももちません。

 

そのかわり、いったんお受けした仕事は最後まできっちり、きめ細かにやり遂げる覚悟です。

登場シーンだけは大物風の庶民派で、あとは仕事の遅れの言い訳ばかり、などという自称「街の法律家」にだけはなりたくありませんべーっだ!

 

ということで。

自宅へのピンポ~ンは、緊急時を除き、控えていただけますと助かります。

 

こちらも疲れたり悩んだり気分転換を図ったり(それに失敗したり)しながら生きている、フツーの人間なものですからお酒