以前、SVGが今後かなり有力なベクトル図形であると書きました。
そして、ついに「SVGを図形に変換する」機能が追加されました。
Microsoft® PowerPoint® 2016 MSO (16.0.9126.2259) 32ビットで確認済。
それで、ちょっと触ってみました。
SVG→図形は当然できます。(これについて書いてるわけで(笑))
残念ながら、図形→SVG(ファイルとして保存)はできないようです。
とは言え、これ、かなりの進歩です。
マイクロソフトはパワーポイントの内部構造であるDrawingMLを維持し、SVGを取り込むという作戦に出たんですね。
私としては非常に嬉しい機能が追加されました。
でも、それと同時に、大変な事になったとの思いも...
実は、ミッションWEBを通して、SVG配布計画をし準備をしていました。
で、準備したSVGの数は数万図形あるんです(´;ω;`)
SVGを図形に変換できるのですから、やはり図形で配布すべきですよね...
プログラムを作るしかないです。あう~
おかげさまで、ミッションWEB、好調です。
調子に乗って、ユーザー登録を必要とせず、ミッションを行わないアンミッションWEBの開発もしちゃいました。
(単なる無料素材サイトともいう(笑))
これは後日お伝えしますね。
SVGを図形に変換できると嬉しい件に話を戻します。
例えば、パワーポイントのハートはあまり可愛くないと思いませんか?
ちょっと横長にしても、微妙に違うような。
パワーポイントの星は「ギザギザの深さを変える」変形ハンドルしかありません。
同然の事ですが、パワーポイントの図形編集機能は専用のドローツールと比べて弱いんです。
(それを補うためにこのブログがあったりするわけですが。微妙...)
なので、専用のドローツール→SVG→パワーポイントへ貼り付け→図形に変換ができると、
綺麗な図形を増やせるんです。
私的には様々な思惑(妄想)が浮かんできてますwww
で、実際にSVG→図形変換を試してみました。
ドローツールは「お値段控えめ」な有償ソフトであるAffinity Designerを使っています。
Illustratorのために毎月お金を払うの嫌ですから。
金銭的に言えばフリーソフトのGIMP2やInkscapeを使えば良いのですが、
なぜ有償のAffinity Designerなのかは後に書きますね。
Affinity Designerで図形を書き、パワーポイントで図形にしてみる
Affinity Designerにはパワーポイントと同じようにプリセット図形が沢山あります。また、変形ハンドルも付いています。
ハートはこんな感じ。パワーポイントのよりも可愛いでしょ。そう思うのは私だけ?
(Affinity Designer上)
星は変形ハンドルが3つ付いています。それを使うとこんな感じで簡単に変形できます。
(Affinity Designer上)
(1)Affinity DesignerでハートをSVGファイルとして保存します。
(2)パワーポイントにSVGファイルを貼り付けます。この段階ではSVG画像として扱われます。
貼り付けたSVG画像を選択するとリボンに「グラフィックツール書式」と出ます。
(3)「グラフィックツール書式」ー「図形に変換」と操作します。
以下のダイアログが出るので「はい」を押します。
(4)表示に変わりはありませんが、図形を選択すると、リボンには「描画ツール書式」と出ます。
これはSVGだった画像が図形になった事を意味します。
・色をピンクにして、枠線を付けてみます。
これらの事から、SVG→図形が完全にできている事が判ります。
これでSVG→図形変換の有用性を理解いただけたでしょうか。
SVG→図形ができると、、ドローツールが持つ基本図形をパワーポイント図形にできるんです。
するとパワーポイントの基本図形を簡単に増やす事ができます。
基本図形が増えれば、パワーポイントだけで簡単に作れる図形も増えるんです。
ちょっと弄っただけなので、今日はここまで。
それにしても、配布用図形の変換...頭が痛いデス。
SVG→図形変換について、詳しく判ったらまた書きますね。
PS.
もしかして、これを見てドローツールを買いたいと思ったのではないでしょうか。
その場合、私のお奨めはフリーソフトでもIllustratorでもなく、ここで紹介したAffinity Designerです。
理由は、
・安いのにIllustratorと同等の機能が使える。(Illustlatorのファイルであるaiファイルを読み込む事もできます。)
(買い切りで6,000円です。タイミング良くキャンペーン中なので2018/08/01までは4,200円です。)
・操作感がパワーポイントに似ている。
パワーポイント使いなら、これは専用ドローツールでありながらも使い始めるのが楽。
・プリセット図形が沢山あるし、個々の図形に変形ハンドルも沢山ついている。
・日本語に対応している。
以下のURLで購入できます。
https://affinity.serif.com/ja-jp/designer/desktop/
(これアフィリエイトじゃないですよ。>アメブロの中の人(笑))
私はここで購入しましたが、海外サイトなのでクレジットカード番号を入れるのが嫌だと思います。
海外サイトの場合はペイパル(paypal)を使いましょう。
ペイパルは世界的に有名な会社なので、安全です。
クレジットカード番号をペイパルに登録し、ペイパル経由で購入する事で、販売者にクレジットカードの番号が渡りません。
https://www.paypal.com/jp/home