ナショナル・ギャラリー②10月25日 | けろみんのブログ

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昨日ナショナル・ギャラリーは回りきることができず、25日はテート・ブリテンと大英博物館に行く予定でしたが、ナショナル・ギャラリーとテート・ブリテンに変更しました。



とってもお気に入りの作品。かっこいいから。

色々慌てやすい性格だけど、美術鑑賞はゆったりとやろうと思います。慌ててみてもしょうがない。


3泊してるホテルです。うちの廊下位の大きさの部屋で、カップがIKEAで、洗面台が幾何学的なので元は邸宅だった建物を細かく区切ってるのかなーという中身です。

私の部屋の窓も100年は経ってそうなもので、割れてテープで貼ってありました。盗みに入るの簡単そう。金庫小さくてそのまま持っていけばいいだけだし。これでも1泊1万円なのはパディントン駅に徒歩4分で着く立地のよさをかんがえるとまぁ良い方。

この豪華な服装の模様が、日本の意匠にもありそうな感じでこういうのはどこかで目にして真似た、というよりは同時多発的なものではないかなと。

もう一度中世コーナーに行き、ジョットを探しましたが見つからず(ないの?)

どーしてもセザンヌが見たくてたまらず、奥の部屋へと突進。

すると昨日もちらっと見たけど「コートールドコレクション展覧会開催中!」とあるではないですか。
コートールドに行く予定だったのに丁度改装で休業、となっていてがっかりしていたのです(日本に来てくれるから、それはそれでよかったけど)
特別展は別利用金ですがダメ元で、障害者手帳見せたら半額になりました。英訳と仏訳(Google自動)して、大きな文字で印刷し、障害者手帳のコピーとともにとめたものを用意し、ダメもとで聞きました。






この女の子のポーズと、顔つきがふてぶてしくて、でも鏡に映る(変な角度で)客の話を聞く態度は従順そうなのでいつも不思議におもっています。ウチに図録だけあるのでよくながめています。

一番好きなところはここ!凄く大雑把に見えて、遠くから見ると完璧な質感を感じる花、グラス、果物。
ベラスケスもそうですがサッと描いたふうで素敵だというのは点描と同じ色の混ざりが最低限で、純色が保たれているのが良いのかな。
ガラスと金紙で包んだ部分の描き分け、見事です。


エマオの晩餐、ヨーロッパにいるとこの身振りが大袈裟でないことがわかります。
マネも好きですが、画家で1番好きなのはセザンヌ。

人間も自然も全てが図形化され、時代の先端を行く画家、興味がつきません。

さて、2日で全部は見られないけどせっかくなのでテート・ブリテンへ。私はここに「ラファエル前派」作品が沢山あるかと思っていたのですが、そうは沢山なかったです。
そのかわり特別展で「バーン・ジョーンズ」展がおこなわれており、これが当たりで見応えのある展覧会でした。


あとはターナーとかサージェントなど見たかった作品を堪能しホテルに帰りました。

ここから問題が。