ホテルオークラ東京の秘蔵の名品 アートコレクションと、サントリー美術館のはしご | けろみんのブログ

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日記・観た映画のこと・観た展覧会の感想

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ホテルオークラ東京では、毎年普段鑑賞する機会の少ない企業や個人所有の美術品を集めて公開して下さってるそうです。
今年は会場である本館を建て替える前の最後の展覧会となりました。ホテルオークラに初めて来たのですが、どの駅からも遠くて辺鄙なのに会場はおばさんで大賑わいでした。

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おばさんは群れると遠慮がなくなるので絵画を前にして会社の人の噂話まで始める始末。煩いグループは張り倒してやろうかと思いましたがあまりにも多くてキリがないのでやめて鑑賞に集中しようとしました。

「美の宴」というテーマに合わせて喜多川歌麿は夏の涼しげな黒紗の美人が三味線のお稽古、上村松園は水干姿の美人が男舞を舞っています。他にも竹内栖鳳や酒井抱一まで美しすぎてため息の出る逸品そろいでした。
欲を言えばおばさんが煩いのとおばさんがうるさいのとおばさんがうるさいのと照明が眩しすぎるのでもう少し間接的にあててほしかったなという点です。
20日まで開催です。

ホテルを出たら土砂降りで歩くのがイヤになったのでタクシーでミッドタウンへ行きサントリー美術館で開催中の
「藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美」
を見に行きました。この美術館はいつ行っても上品で、大騒ぎして見る人が全くいません。

大阪の藤田美術館は一生行く機会がなさそうなので、今回は得難い機会でした。

目玉の曜変天目茶碗は宇宙にしかみえない見事なものです。他にも南宋の砧青磁も美しいです。朝鮮の井戸茶碗はおおらかで大好きです。ずっとため息をついていました。

こちらは9月27日まで開催です。

ホテルオークラ東京では展覧会と永楽屋がコラボした「アレ夕立に」の手ぬぐいが売られていて、さすが永楽屋さん素晴らしい染めで一目で気に入り購入しました。

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使うのもったいないですね、額装してもウチには似合わないしどうしようかしら。