今回の一時帰国は、アメリカVISAの更新の為でした。

 

アメリカに入国するには、VISAもしくはESTAの取得が必要です。

商用や観光でアメリカに入国する場合には、非移民VISAが必要です。

(非移民VISAの他に、移民VISAもあります。)

 

非移民VISAの審査は、東京・大阪・福岡・沖縄・北海道の

大使館もしくは領事館で行われます。

申請に対しては書類や面接による審査が行われており、

渡航に適さないと判断された場合は却下されますガーン

 

却下される可能性は理解しながらも、

2回もApproveされているし、Refuseはないだろうと思っていたところからの、

まさかのRefuseでしたガーンあせる

 

そんなまさかが起こってしまったので、色々な調べものに忙しく、

4月半ばから5月初めまでアメブロ更新ができませんでした汗

昨年12月から、できるだけ1日1投稿を目標にしていたのに…悲しい。

 

そんな訳でこのブログでは、申請情報の作成から、

ビザ取得までのタイムラインを細かく書いていこうと思います。

 

  VISA申請情報入力から電子署名までのタイムライン

 

2024年3月4日

本社に一時帰国する事を2月1日に連絡をしました。

 

本社でアメリカVISA情報を管理しているはずなのに、

一時帰国連絡時にVISA更新の話が出てこないので、

VISA期限を本社に連絡したところ、更新が必要となり、

急ぎで、VISA申請を開始する事になりました。

 

その時点で、私たちが一時帰国する期間で、

東京のアメリカ大使館の空きは、4月11日・12日・19日の3日だけでした。

その中で、夫が面接に行ける日は、4月11日しかありません。

面接資料を準備している間に、4月11日の枠が無くなってしまうかも…と

心配になりながら、本社からVISA更新可否についての最終連絡を待ちました。

 

急ぎの申請だったので、代理店から必要書類の連絡が入る前に、

以下書類・情報はあらかじめ準備していました。

  • 戸籍謄本(日本の家族に依頼)
  • 写真(2inch×2inch(5cm×5cm)、脱帽、眼鏡なし、背景白で、写真本体とJPGデータを用意)
  • アメリカへの渡航履歴(2人分をそれぞれI-94で確認)
  • 高校から最終学歴の英語表記の学校名、住所、入学年、卒業年

私が住んでいるエリアには、パスポートやVISA用写真を撮ってくれる写真館がなく、

Google Mapで「ビザ 写真」で調べたのですが、ヒットせず、

「パスポート 写真」で検索をしたら、Walgreensがヒットしたので、

Pharmacyではありますが、Walgreensに行ってみました。

 

売り場の一角に、簡易で設けられた撮影スポットがあり、

そこで、何の準備もできてないのにパシャリと一枚、撮られて終了ですガーン

 

前回、日本で撮った時には、撮る前に髪の毛を直してくれて、

自分で鏡でも確認させてくれてから、撮ってもらったのですが、

撮れた写真を確認してくれた後に、耳が出てないからダメ!!

眉毛が隠れてるからダメ!!と何回か撮り直されたのに、

こんなにアッサリと、しかもなんか変な写りだし…の微妙な仕上がりでした。

VISAの期限は5年。5年、この写真と付き合っていきます笑い泣き

 

2024年3月12日

本社からその後の連絡がなく、

状況を確認したところ、連絡が漏れている事が発覚し、

そこから急ぎで、VISA申請代行の代理店に連絡を入れてもらいました。

 

2024年3月13日

DS-160とSupport Letterの入力画面が用意されたと代理店から夫に連絡が入り、

全ての情報を入力して、同日中に代理店に入力完了の連絡をしました。

 

同時に以下データを代理店のアップロードサイトにアップロードしました。

  • 写真のJPGデータ
  • 戸籍謄本
  • 戸籍謄本英訳(翻訳者のサインと日付入り)

 

2024年3月21日

面接日が2024年4月11日に確定と、代理店から連絡がありました。

 

夫の仕事の都合上、4月22日にはアメリカに戻る必要がありました。

大使館からパスポートが戻って来るのは、面接を受けてから大体10日くらい。

 

4月22日にアメリカに戻る為には、

4月11日に面接して、4月21日にパスポートが戻る必要がありました。

 

したがって4月11日の面接に空きがなくなってしまった場合は、

今回の一時帰国自体を6月に延期する必要があったので、

4月11日に面接予約ができて、とにかくホッとしましたビックリマーク

 

2024年4月1日

代理店より、VISA申請情報を国務省のシステムに登録したので、

電子署名を4月4日までに完了するよう連絡が入り、

4月1日中に夫と私の電子署名を完了しました。

 

まとめ

とにかく時間がなく、且つ面接希望日は4月11日の一択という状況で、

早々に申請情報の入力が終えて、希望日で面接予約ができたたのは、

事前に準備していたからに尽きると思います。

時間が無い場合や面接希望日が限られている場合、事前の準備が大事です。

 

今回、夫が3回目、私が2回目のVISA更新だったので、

おおよその流れは理解していましたが、戸惑ったポイントが3つあったので、

自分のメモの為にも以下、記載します。

 

---戸惑ったポイント1---

前回まではSupport Letterは学歴以外は会社の担当者が用意したのですが、

今回、Support Letterの作成は、自分でやるよう会社から言われました。

 

Support Letterとは仕事内容について記載するレターで、

夫の場合は、前回申請時とそれほど変わってなかったので、

前回申請時に使用したSupport Letterに少し手を加えて提出しました。

 

---戸惑ったポイント2---

前回申請時、戸籍謄本の英訳は外部機関に委託をしていたのですが、

今回は戸籍謄本の英訳も自分で英訳するよう言われました。

 

戸籍謄本の英訳も、日付と書類番号以外は前回申請時と同じだったので、

前回、外部機関にお願いして作成してもらった戸籍謄本の英訳を参考にして、

英訳を作成したのですが、新規赴任の人はどうしてるのだろう…!?

私たちの様に、戸籍謄本の英訳もSupport Letter作成も自分だと、

ちょっと可哀そうだなと思いました。

 

---戸惑ったポイント3---

DS-160に給与額の欄があり、ここだけは本社担当者が入力してくれたのですが、

前回申請時の給与額より少なかったので、正しい金額なのかを確認しました。

 

なぜなら、私が国際人事担当者だった時代に、

他の国で給与額が少ない為にVISAを却下された事例を見た事があったので、

前回申請時より少ない金額は、アメリカVISA却下の理由になる可能性があると思い、

心配になったからです。

 

確認の結果、入力金額(前回より少ない金額)でOKと回答があったので、

そのままにしていたところ、DS-160の最終確認の段階で、

全く異なる給与額(前回より大幅アップの金額)が入っていました!!

 

前回申請時より給与額が下がると言う事は中々ないと思うので、

今後、アメリカVISAを更新される方で、DS-160の給与額が、

前回申請時より少ない場合は、確認をした方が良いと思います。

 

  帰国からVISA取得までのタイムライン

この項目では、VISA取得までのタイムラインについて書いていきます。

 

アメリカ大使館は、土日と日米の祝祭日がお休みとなるので、

アメリカ大使館の休館日を除いた日数が営業日となります。

今後、申請される方にとって分かりやすくする為にも、

日付の横に営業日もあわせて書いていきます。

 

2024年4月10日

当初の一時帰国予定より数日早いフライトに変更し、

日本に一時帰国しました!!

 

2024年4月11日(木、営業日1日目)

東京のアメリカ大使館にて9時から面接だったので、

8時半くらいに赤坂見附に着くように出発しました。

4月は新入生・新社会人でいつもより混むので、少し余裕を持って出ました。

 

前回申請時は13番出口から行ったのですが、

今回は14番出口ができており、そこから行きました。

 

---STEP1---

大使館入館時には、飛行機の国際線に乗る時のような、

しっかりとした荷物チェックがあり、持込バッグのサイズ制限があったり、

持込不可の荷物があるので、小さいバッグと最小限の荷物で行きました。

 

中で並んでいる方は、明らかに規定サイズ以上のバッグの方もいらしたので、

持込不可の物がなければ、バッグの大きさは大丈夫なのかも!?しれないですが、

赤坂見附駅14番出口に向かう途中に、大小サイズのロッカーがあったので、

大きなバッグやパソコン等持込不可荷物を持っている場合は、

ロッカーに預けてから行った方が安心かなと思います。

 

服装は以下代理店アドバイスに従い、夫はスーツ、私は黒のワンピースでした。

「アメリカ領事との面接で印象も大切なので、

男性はなるべくネクタイ・上着着用(夏季はクールビズ)、

女性もそれに準ずる服装でお願いいたします。

ご家族の方はラフとな らない程度のカジュアルで結構です。」

 

---STEP2---

大使館の入り口で荷物チェックが終わると、

建物の入り口で簡単な書類のチェックがあり、

その後にパスポート裏面にシールが貼られました。

 

---STEP3---

建物の中に入って、面接待ちの行列が見えたので、最後尾に並びました。

私たちが行った時点で、10組くらいが待っていて、待ち時間は30分程でした。

 

ここでは、持ってきた書類の細かいチェックが行われます。

上にも書いた通り、入館時に厳しい荷物チェックがあるので、不要な物は持たず、

持ってきた書類は、代理店から指示があった書類だけだったのですが、

書類チェックの担当者に「〇〇の書類は持ってきていますかはてなマーク」と

聞かれたました。

代理店からの指示にその書類がなかったので、持ってきてない事を伝えました。

 

---STEP4---

10指の指紋採取を行いました。

 

---STEP5---

いよいよ面接です。

初回の方は、以下Youtubeで面接の手順を見ていくと良いかもしれないです。

 

 

私たちが行った日は、4人の領事が面接対応をしていました。

窓口が空くと呼ばれるスタイルで、面接は立ったまま、ガラス越しに行われました。

私たちの時は、質問は英語と日本語の両方で、

質問内容は、夫に対して以下2つでした。私への質問はありませんでした。

  • どこで働くのか
  • 本社に入社してから何年経つのか

この質問の後、STEP3の書類チェックの担当者に聞かれた、

「〇〇の書類は持ってきていますかはてなマーク」と領事にも聞かれたので、

持ってきてない事を伝えると、その書類を提出してから、

再度VISA審査をしますと言われ、INA221(g)の白い紙を渡されました。

 

追加書類を出してくれればOKと捉えられがちなINA221(g)ですが、

これはアメリカVISA的に却下という意味です。

 

VISA代理店からは、INA221(g)をもらった場合、

3~5分の短い面接では、領事の勘違いや書類の確認漏れというケースもあり、

簡単に引き下がらず、もう一度交渉するよう言われていたので、

もう一度交渉してみたのですが、追加の書類が必要と再度言われ、

INA221(g)を手にして、大使館を後にしました。震えました…ガーン

 

INA221(g)はもらいましたが、書類一式やパスポートを預かられた状態でした。

 

そして、今回もらったINA221(g)の紙の色はでした。

INA221(g)には、青・白・ピンク・黄色があると言われており、

白はComplex(複雑)な場合に渡される紙なので、更に震えましたガーンあせる

 

 

大使館を出てすぐに代理店に電話をして、

代理店から追加の必要書類を夫に送ってもらった後に、

夫から大使館の指定メールアドレス宛に追加書類を送信しました。

 

4月11日の面接後、追加書類を送信した後のステータスはRefusedです…

VISAステータスは、CEACサイトから確認できます。

 

CEACのステータス内には日付が2つ記載されており、

面接日又は面接日前日の日付が上段、下段には面接日が記載されています。

今回の私たちの場合は、上段に面接日前日の4月10日、

下段に面接日の4月11日が記載されています。

 

下段の日付は、面接日以降審査が進むたびにアップデートされます。

 

あるサイトを読むと、Refesedの表記には2種類あり、

Refusedと表記された下の説明書きが面接当日には長文で、

その後アップデートされた際には説明書きが若干短文に変わるけれども、

Refesedのまま推移するとあったのですが、

私たちの場合は、説明書きが長文のままのRefesedしか表示されませんでした。

 

 

2024年4月12日(金、営業日2日目)

Administrarive Processing(以後APと表記)に変わりました!!

日本だけでなく、海外の色々なサイトを読み漁っていて、

RefesedからAPに変更されるまでの期間は、

1週間~2か月、4カ月と大きく異なるとあったので、気が気ではなかったのですが、

翌日にはAPに変わり、少しホッとしました。

 

 

2024年4月15日(月、営業日3日目)

APからApprovedに変わりました。

Approvedに変わった時には、小躍りしました…が、よーくよく読んでみると、

ApprovedからRefesedになる可能性がまだ残っているようですガーン

 

代理店に確認したところ、過去にApprovedからRefesedになった方が、

御一人いらっしゃるようで、安心できない日がまだまだ続く事になります。

 

 

2024年4月19日(金、営業日7日目)

とうとうIssuedに変わりました。

蓋を開けてみれば、Refesedに震えてから営業日にして7日で、

VISAが発行されたので、通常ケースとほぼ同じスケジュール感でした。

 

 

今度こそ、本当に喜んで良い段階ですが、

今度の心配事はいつパスポートが届くのかと言う事です。

 

夫の飛行機は4月22日です。

大使館の営業日は、4月19日(金)の次は4月22日(月)なので、

4月19日中にパスポートが発送されなければ、

4月22日の飛行機には乗れない事になります。

 

パスポート発送連絡は、大体が夕方から夜のようだったので、

ドキドキしながら待っていると、4月19日の夜20時34分、

代理店からパスポート発送の連絡がありました!!

 

4月19日に新宿の郵便局で引き受けられており、

私たちが指定したパスポートの送付先は都内なので、

4月20日にはパスポートが手元に届くと予想できて、少しホッとしましたが、

確実ではないので、まだまだ気が抜けません。

 

このタイミングで送られたパスポートは、夫の分だけでした。

家族のVISA付パスポートが別便で送られてくるのは、

たまにある事なのと、私のフライトはもう少し後だったので、

とりあえずは夫の分だけでも送ってもらえて良かったです。

 

2024年4月20日(土)

翌朝、郵便の追跡をすると最寄りの郵便局まで届いており、

ゆうゆう窓口がある郵便局だったので、

ゆうゆう窓口が開く朝7時に合わせて、郵便局に向かい、

窓口担当者に、直接、郵便局で引き取りたいと伝えて探してもらいました。

 

「もしかしたら探すのに時間がかかって1時間くらい待つかも」と言われましたが、

10分くらい待ったところで、郵便物が見つかり、

身分証として運転免許証を見せて、郵便物を引き取りました!!

 

 

  まとめ

Refusedになってから本当に心臓に悪い数日でした。

 

代理店に聞いても、2日で発行される場合もあれば、

数カ月かかる場合もあると言われ、

ネット情報を見ても同じように書いてあり、

大使館に状況確認の問い合わせはできても、

発行をはやめてもらったり、催促する事はできないと言われ、

不安な日々を過ごしましたが、

最終的には通常のケースと同じスケジュール感で、

VISAを受取る事ができました。大使館の皆様に感謝です。

 

「INA221(g)をもらう=アメリカVISA却下」となり、未来永劫その記録は消えません。

 

影響がある事と言えば、今後ESTAの認証が得られない可能性がありますガーンあせる

ESTAの認証が得られない場合、もうアメリカに行く事はできない訳ではなくて、

観光ビザを取得すれば良いのですが、そうなるとお金と時間がかかるのと同時に、

今回のようなドキドキハラハラの申請と待機時間が待っている事になります。

 

次のブログでは、私のパスポートを受取るまでのタイムラインについて、

書いていく予定です。

タイトルは…「前代未聞?!E-2VISAのSpouse(配偶者)VISA Refused(却下)」です。