アメリカのAMEX Platinumの素晴らしさについては、

アメリカのクレジットカード③AMEXプラチナカードで書きました。

 

リテンションオファーをもらってAMEX Platinumを更新した話については、

アメリカのクレジットカード⑩AMEXプラチナ/リテンションオファー更新ボーナス

書きましたが、50000MRポイントをもらう為には、

3か月で$4000のミニマムスペンドを達成しなければいけません。

 

AMEX Platinumだけを使うなら、提示されたミニマムスペンドのクリアはできます。

しかしながらAMEX Platinumは、旅行関係のポイントが高いけれども、

例えばスーパーやレストランでは、ポイントは1倍なので、

スーパーやレストランでは、4倍のポイントが付くAMEX Goldを使いたいです。

 

カードを使い分けてもミニマムスペンドをクリアできるか調べていたら、

良い方法を見つけたので、今回はその方法についてご紹介します。

 

  Plastiqとは

今回ご紹介するサービスが、Plastiqです。

 

家賃支払いをクレカで行う方法を調べると、必ず出てくるPlastiq。

それでも、我が家がこのサービスを使わなかった、というか使えなかった理由は、

2023年初めから10月終わりまで、PlastiqでAMEXが使えなくなったからです。

 

その為、我が家はBILTマスターカードで家賃をクレカ払いしていました。

BILTマスターカードの詳細は、

アメリカのクレジットカード⑧手数料ゼロで家賃が払えて、ポイント・マイルが貯まるカードBILTに書いたのですが、簡単に言うと、

年会費が無料なのに、ポイントがザックザク貯まって、

このカードを作らない理由がないくらいに素晴らしいカードです。

BILTで貯まったポイントで、先週はヒルトンにタダで泊まってきました音譜

 

BILTは本当に素晴らしいカードなのですが、

AMEX Platinumのミニマムスペンドをクリアするには条件に合わないカードなので、

AMEXで家賃支払いができないか調べていたところ、

2023年10月末からPlastiqにAMEXが復活したのを知りました。

 

 

アメリカはクレジットカード大国ですが、カードで全て払える訳ではなく、

クレジットカードで支払えない物が存在します。

クレジットカードを使って支払えない物の代表例が以下です。

  • 住宅ローン
  • 家賃
  • 学費
  • デイケア
  • 車のローン

もちろん上記の支払いもクレジットカードで出来る場合もありますが、

ほとんどが銀行口座からの引き落としやチェックでの支払いが必要です。

 

クレジットカードを使って支払えない物をクレジットカードで

支払えるようにしたのがPlastiqです。

 

  手数料がかかる

Plastiqを利用してクレカ決済すると、決済金額の2.90%の手数料がかかります。

 

 

例えば家賃が$2,500の場合、2.9%の手数料である$72.50が追加でかかります。

さらに送金方法による手数料が追加されるので、

例えば小切手で送金する場合は、小切手郵送料が$1.49かかります。

従って実際の支払金額は$2,573.99、オーナーの受取金額は$2,500です。

 

 

  Plastiqがポイント活動する人にとって最適である理由

手数料2.90%と聞くと拒否反応を起こす人がいると思います。

しかしながら、2.90%の手数料を払ってでもリターンがそれ以上なら、

最終的には利益が出るので、Plastiqを利用する価値があると思います。

 

その利益をもたらすのがクレジットカードの入会ボーナスです。

アメリカのクレジットカードの入会ボーナスはとんでもなく豪華ですが、

平均的な入会ボーナスである50,000マイルまたはポイントで考えた場合、

単純に1マイル/ポイント=1セントとして計算すると、

入会ボーナスだけで$500の価値があるという事になります。

 

入会ボーナスをもらうにはミニマムスペンドをクリアしないといけません。

今回の我が家のケースだと、最初の3か月で$4,000を使うになるのですが、

このミニマムスペンドをクリアするのにPlastiqが最高に良い仕事をします。

 

$4,000ドルのミニマムスペンドを全てPlastiqでクリアするとなると、

手数料2.90%なので、$116(4,000 x 2.90%)が手数料としてかかります。

 

手数料は$116かかったとしても、入会ボーナス$500がもらえるので、

$384のプラスになります音譜

更には、家賃はクレジットカードを使って支払えない事が多いので、

家賃をクレジットカードで支払えるようになると、

ポイントを貯めるスピードが加速します音譜

 

毎月の出費が$2,500で家賃が$2,500だと仮定した場合…

 

家賃をクレジットカードで支払わない場合、

年間でクレジットカードを使用する金額は$30,000 ($2,500×12)

クレジットカード1枚のミニマムスペンドが$3,000と仮定すると、

年間で作れるクレジットカードの枚数が10枚になります。

 

でもPlastiqを使い家賃を払った場合、

家賃の$2,500もクレジットカードで支払える事になり、

年間でクレジットカードを使用する金額は$60,000 ($5,000×12)で、

年間で作れるクレジットカードの枚数が20枚になります。

 

1枚のクレジットカード入会ボーナスが$500の価値と仮定すると、

Plastiqなし=$5,000($500×10枚)

Plastiqあり=$10,000- (($2,500×2.9%) ×12カ月)= $9,130

家賃をPlastiqで払っただけなのに、$4,130分のポイントが上乗せされます音譜

 

  Plastiqの使い方

PlastiqはWebでもアプリでも使えます。

こちらのPlastiqリンク経由で登録して30日以内に$2,500以上の送金をすると、

$2,500分送金した際の手数料無料クレジットがもらえます。

 

Plastiq登録にはEメールアドレス・氏名・住所・電話番号が必要です。

Eメールアドレスと電話番号は、認証にも必要になります。

 

手順1:クレジットカードを登録

Plastiqにログインできたら、まずは支払いに使うクレジットカードを追加します。

左側のメニューにあるwalletをクリックし、青いプラスボタンをクリックすると、

以下画面になり、そこからCredit Cardを追加します。

 

 

クレジットカードの登録ができると、以下画面が表示されます。

 

 

手順2:支払先を登録する

支払先を登録します。

我が家の場合、家賃の支払いにはオーナー宛に小切手を郵送しているので、

オーナーの住所を登録します。

 

左側のメニューにあるvendorsから、青いプラスボタンをクリックし、

add vendor manuallyを選択して、オーナーの情報を登録します。

 

 

支払先オーナーの名前を入力すると、候補になるアカウントが表示されます。

支払先オーナーがPlastiqアカウントを持っていない場合、

この画面で候補には表示されないので、

その場合はCreate New Vendorを選択し、Continueボタンをクリックします。

 

 

支払い方法は、我が家はオーナーに小切手を郵送しているので、

Paper Checkを選んでいます。

Paper Check以外にACH Bank TransferとWire Transferにも対応しています。

 

 

オーナーの情報を入力します。

 

 

Vendorカテゴリの入力画面では、Rent and Real Estateを選択します。

カテゴリ選択で、選択肢にRent and Real Estateがすぐに出てこないのですが、

選択肢のウィンドウの中でスクロールしていくと、

かなり下の方にRent and Real Estateあるので、スクロールしてみてください。

 

 

SUB CATEGORYはResidential Rentを選択します。

 

 

手順3:支払いを実行

手順1でクレジットカード登録し、手順2でVendor登録ができたら、支払いをします。

左側のメニューにあるpaymentsから、青いプラスボタンをクリックし、

make a paymentを選択します。

 


あらかじめ登録してあるVendorを支払い先として選択します。

 

 

次に送金金額と、すでに登録してあるクレジットカードを選択します。

 

invoice or account numberは必須情報なので、適当に入力します。

私は、夫の名前 Rent for 住所を入力しています。

 

memo for recipientは必須項目ではないですが、

私は、2024年3月15日に送金する場合は、20240315と入力しています。

 

 

支払日のオプションを選択します。

早く送金が必要な時は、追加料金を払って送金する方法もありますし、

日付に余裕があれば追加料金なしのオプションも選べます。

 

我が家は、15日にいつも送金処理をしています。

オーナーには10日後の25日くらいに小切手が届けられます。

 

 

初めての支払先に支払いを行う場合、

初回の送金に限りInvoice(請求書)のアップロードが求められます。

これは資金洗浄などに利用されていない事を証明する目的で確認されるもので、

私はLease Agreement(賃貸契約書)を提出しました。

 

Lease Agreementには、夫と私の名前・住所・オーナーの名前・住所、家賃などが

記載されています。

 

不備がある場合、アカウント登録に使ったEメールアドレス宛に連絡が入り、

メールでの追加書類提出が求められるようなので、

初回送金時は、送金後にこまめにメールチェックをしておくと良いと思います。

 

 

最後に送金内容とFEES(手数料)を確認します。

FEESの内訳は、Transaction Fee 2.90%(家賃x2.9%)と

小切手郵送料を合わせた金額です。

 

 

以上で、送金手続きは完了です。送金後に、送金内容を確認したい場合は、

左側のメニューにあるpaymentscompleteから確認できます。

 

 

送金実行後

3月15日の送金を実行し、小切手がオーナーに送られるのは、

10日後の3月25日の予定でしたので、

その間、毎日のようにステイタス確認をしていましたが、

小切手送付予定の3月25日になっても、SENTのままでした。

 

 

オーナーが小切手をオーナーの銀行口座に入金した3月27日に、

SENTステイタスが、DEPOSITEDに変わりました!!!!!!

 

 

  まとめ

Plastiqで支払える物の金額は大きいことがほとんどです。

それをクレジットカードの支払いに回す事で、

より多くの入会ボーナスとポイントをもらえるようになります。

全てオンラインで完結するのでとても便利というのもPlastiqの魅力の1つです。

 

初回は大変ですが、2回目以降の送金ではこれほどの手間もなく、

前回の送金内容からすぐに送金できますし、

紹介リンクが正しく機能すれば送金も無料でできるので、

クレジットカードのミニマムスペンドを完了させ、

ウェルカムボーナスを掴み取っちゃってください音譜