海外に住んでいると、日本からの送金が必要なタイミングが発生します。

 

各社、色々なサービスを提供していますが、海外送金サービスを検討する際に、

送金手数料の安さに気を取られてしまいますが、

それだけに気を取られてはいけないです。

 

送金手数料の他に、各社が独自採用している為替レートが

市場のレートに対してどれだけ上乗せされているのかにも注目しないと、

送金側は安く送る事が出来ても、

受取側の金額が想定より減額されてしまう事になります。

 

  比較したサービス

 

楽天銀行

楽天銀行の口座を持っていたので、検討候補に挙がりました。

 

楽天銀行がメインバンクなら資金移動や複雑な書類作成が不要で、

初期導入費用、月額利用料が一切かかりません。

24時間ネットで送金手続きできるので、夜間も手続きできるのが便利そうでした。

送金手数料も1件750円と安価で、海外送金専用ダイヤルがあるのも魅力でした。

 

元々、楽天銀行はメインバンクではなかったのですが、

送金サービスを使うなら、メインバンクに変更しようかと考えましたが、
為替手数料を上乗せした為替レートを使用しているようで、

私のケースでシミュレーションしたら、手数料が高かった為、断念しました。

 

PayPal

渡米してから、色々なショップでの買物にPayPalを利用していました。

 

PayPalの安心な点は、ショップ側にカード情報がいかない事と、

何かトラブルがあった時に、PayPalが仲介役になってくれる事です。

 

有名なショップであれば、クレジットカードを登録して買物しますが、

そうでないショップは安全かどうか分からないので、

そのようなショップで買物する時はPayPalを利用していました。

 

買物も送金もPayPalでまとめられたら楽なので、PayPal利用を考えたのですが、

受取側もPayPalのアカウントを持っている必要がある事、

アカウント新規登録後30日間は受取った代金を銀行口座へ

引出したり支払いに利用したりするためには本人確認手続きが必要である事、

そして手数料の仕組みが分かりづらい事から、利用を断念しました。

 

その他のサービス

GMOあおぞらネット銀行、ソニー銀行(ネット銀行)、Revolut等も検討しましたが、

個人利用ができなかったり、扱い通貨が少なかったり、

手数料が高かったり等の理由で、利用を断念しました。

 

  私が使っているサービスWiseとは

6社くらい比較検討しましたが、一番、私の希望に合っているのがWiseでした。

 

  1. 海外送金と多通貨口座(マルチカレンシー口座)のサービスを提供

  2. 通貨間の両替は常に実際の為替レートを使用

  3. 銀行とは違った独自の海外送金方法で格安の手数料を実現

  4. 世界中で利用者数は1000万人以上、毎月の送金総額は9000億円を超える

  5. 世界80各国以上に送金

  6. 送金の40%が即時、80%が24時間以内に完了

  7. Wiseデビットカードを使って200以上の国と地域で買い物が可能

  8. マルチカレンシー口座で50以上の通貨を同時に管理

  9. 主要10通貨の送金を無料で受け取り

  10. 現金引き出しに利用できるATMは世界に230万台以上

  11. 隠れコストがなく、手数料が明瞭である

  12. 銀行など他の海外送金サービスに比べて手数料が安い

  13. 法務局に資金移動業者として登録したしっかりとしたサービスである

Wiseというサービスを知らなかったのですが、

13にある通り、法務局に登録されたちゃんとした資金移動業者であり、

3・6・12にある通り、送金手数料が安く、着金が早いのが魅力でした。

 

Wiseの送金手数料が安く、着金が早い理由は…

 

Wiseは国を跨いで実際に資金が移動している訳ではありません。

日本の私の口座から、アメリカの夫の口座を例にすると、

送金人(私)が自国(日本)にあるWiseの口座にお金を振込むと、

その金額をWiseが受取人(夫)の国の口座へと振込む仕組みになっています。

 

国を跨いでお金が移動していないと言う事は、

国内送金とやっている事はあまり変わらないので、

手数料や着金までにかかる時間を大幅に抑える事ができます。

 

デメリットは、オンラインのみで支店がない事くらいですが、

そもそもアメリカにいると支店があっても行けないので、

私にとってはそこまでのデメリットではありません。

 

質問がある場合はWiseのカスタマーサポートに、チャット、電話、メールで、

問い合わせる事ができます。

 

こちらのリンクから登録すると、最大$600までの送金の手数料が

無料になる割引を獲得できるので、送金が必要な場合は、ご利用ください。

 

今まで、こういうリンクを貼ってあるページをたくさん見てきて、その度に、

このリンク経由で行ったら、私の大事な情報が引っこ抜かれるのではガーンと思い、

利用せずにきてしまいました。

 

でもAMEXで紹介コードを夫婦で送り合った時に分かったのは、

紹介した人も、紹介された人も特典をもらえるだけで、

悪用される事は何もありませんでした。

 

もしこのリンクを使ったら、Wiseから私に紹介のお礼として、

送金手数料が無料になるだけで、

ご使用者様の情報は盗まれる事なく、割引だけもらえるので、

必要な場合は、安心してお使いください。

 

  Wiseの使い方

アプリもしくは、Webから手続きをしてください。

 

私はいつもアプリを利用しているので、アプリ版での説明になります。

そして、私は9のステップでDebit cardではなくて銀行送金にしているので、

銀行送金版の説明になります。

 

  1. sendをタップ。
  2. You send exactly送金人の通貨を選択。3で受取希望金額を入力すると、送金金額は自動的に入力されるので、送金金額は入力不要。
  3. Recipient gets受取人の通貨を選択し、受取希望金額を入力。
  4. 内容を確認して、Continueをタップ。

     

  5. 受取人情報を入力。過去に送金履歴がある場合は、下にリストアップされます。
  6. Review detailsページで内容を確認して、Confirmをタップ。
  7. Terms of Useページを下にスクロールして、I agreeをタップ。
  8. 送金理由を選択して、Submitをタップ。
  9. How to sent your ~~JPYと聞かれるので、銀行送金ならManual bank transferを、デビットカードからならDebit cardを選択。
  10. Manual bank transferを選択すると、PayPay銀行の送金先口座が出てくるので、指定された送金金額を送金。その際、送金人の名前の横にWiseのMembership numberを忘れずに入力する。Membership numberの確認方法はトップページ左上のアイコンをタップして、開いたページの一番下に記載されています。

     

  11. 送金ステータスはトップページ下部分のTransactionsから確認できます。

     

  Wiseの送金にかかる時間

銀行からの海外送金は、着金までに数日~1週間程度かかる事が一般的です。

それに対してWiseでは、全送金の40%が即時(手続きから20秒以内)、

80%が24時間以内に届きます。

 

実際に送金が届くまでにかかる時間は、送金先の国や通貨、送金額、

また入金方法(クレジットカードまたは口座振り込み)等によって変わってきますが、

銀行より早く送金できて、手数料がお得なので、

海外送金するなら、今後もWiseを利用する予定です。

 

Wiseアプリでは、送金の経過を常に確認する事ができるので、その点も安心です。