こんにちは!
佐藤友美です。
いよいよ3月8日からWBC(World Baseball Classic)が開幕します!
私は母が大阪出身というのもあり、桧山選手などがいた時代の阪神ファンで、
最近の選手には疎いですが、2006年2009年のWBCの日本が優勝したことは記憶に残っています!
令和の三冠王村上選手の活躍にも期待ですね!
直近では、三冠王は村上選手という印象が強いですが、
史上初の3度の三冠王を獲得した落合博満さんをご存じでしょうか?
監督に就任後も1年目からリーグ制覇し、就任から8年間で4回のリーグ優勝、日本一にも導きました。
本日はそんな落合博満さんの著書「采配」を読んで印象に残ったことを紹介します!
「嫌われている」「相性が合わない」は逃げ道である
プロ野球界には、監督に嫌われているから試合に使ってもらえないと感じ、悶々とプレーしている選手がいるそうです。
一般社会でも同じで、うまくいかなかった時、上司、周りに目を向け、自分は一生懸命やったのにと怒っても何も始まりません。
冷静に組織の中における今の自分の立ち位置を分析し、最善を尽くすことが重要です。
私も最初は苦手な人、相性が合わない人もたくさんいました。
しかし、多くの人と会い、話して理解することに務めてきたので、
今では昔の自分だったら合わないなと感じる人ともうまくコミュニケーションが取れるようになってきました。
プロ野球選手は、監督・コーチ・チームメイトを自由に選べるような仕組みにはなっていません。
自分が変化し相手に合わせることも大事だということを本を通して改めて学びました。
大きな成果を得るためには、一兎だけを追え
落合さんは現代社会は何かに没頭する時間が少なくなったと感じているようです。
さまざまなことに取り組み、バランスを取ろうとすると、ひとつのことに深く取り組む・没頭することができません。
落合さんも現役時代は練習しない選手として有名でしたが、実は裏では人一倍練習していました。
中日で監督時代も地獄のノックで荒木選手、井畑選手、森野選手を鍛えぬいて日本一になるチームに育て上げ、
練習はうそをつかないことを証明していきました。
私自身も目標を達成するためには、優先順位を立て、ひとつのことに対して一定期間、集中する必要性を感じます。
また、没頭して成果を取得すれば、新しい道が開け、横においていたものも返ってくると信じています。
仕事の成果と幸せに生きることは、別軸で考える
「仕事で目立つ成果を上げようとすることと、人生を幸せに生きていこうとすることは、まったく別物と考えているのである」
「大切なのは、何の仕事に就き、今どういう境遇にあろうとも、その物語を織り成しているのは自分だけだという自負を持って、ご自身の人生を前向きに采配していくことではないだろうか。」と綴られています。
やりがいのある仕事に就いてなくても、人生が不幸というわけではないですし、仕事で出世しているからといって人生が満たされているとも限りません。
ここで落合さんが言っていることと自分の経験を照らし合わせると、
自分の人生の目的・目標を明確にすることが大事だと思います。
どれほど仕事で結果を出しても、それが自分の人生の目的と一致していなければ幸せとは言えないと思います。
私も、仕事仲間と共に豊かになること、社会に貢献していくことのために仕事をしているからこそ、
仕事に没頭し、結果を出すことが幸せにつながっているということを常に意識して仕事をしています。
最後に
「采配」を読んで感じたことは、野球、スポーツの世界のみでなく、
仕事、社会生活するうえでの、重要な考え方が綴られていると感じました。
選手時代から常に自分と向き合い続け、周りの環境や人のせいにするのではなく、
自分がどれだけ練習に没頭し成長できるかを考えていた落合さんの考え方・哲学に共感し、学び取ることが多かったです。
読書は1番コストが抑えられてなおかつ効果の高い自己投資だと思うので、
これからも一流の方の考え方や価値観を学ぶためにも読書を続けていきます!
みなさんもぜひ読書をしてみてください。
次回のブログもおたのしみに!
それでは、また!
twitterもやっています
落合博満さんの「采配」📚
— tomomi (@tomomi87652597) February 13, 2023
人生の先にある「勝利」の定義は人それぞれで、人生のプロセスはひたすら「勝利」を目指して努力し続けていくこと!😆#読書 pic.twitter.com/AWX7psYYAr