こんにちは!
佐藤友美です。
ここ数年で「ヴィーガン」という言葉を目にしたり耳にすることが多くなりました。
レストランやカフェのメニューでヴィーガンと書かれた表記を見るなどして言葉自体は聞いたことがある方は多いと思います。
では、いざヴィーガンって何?と聞かれてもどのように答えたらいいかわからないという方もいるかもしれません。
本日はヴィーガンとは何だろう?という疑問にお答え出来たらと思います。
ヴィーガンとは?
ヴィーガンとは、肉や魚、乳製品、卵などの動物性食品を一切食べず、レザーや羽毛のような動物由来の製品も消費しない人、またはそのライフスタイル(菜食生活)のことです。
牛肉や豚肉はもちろんのこと、ベーコンやかつお節のように生き物を加工した食品、コオロギや蜂などの虫類、それに牛乳や蜂蜜のような生き物が作り出すものは食べません。また、動物由来の製品、例えば動物実験を経て作られたコスメや、犬や猫の皮を使用した三味線、獣類の骨・皮・腸などを水で煮た液である膠(にかわ)からできた墨汁なども使いません。
ベジタリアンとは何が違うの?
ヴィーガンとベジタリアンを同じものだと思っている人も多いようです。ベジタリアンとは、菜食主義(肉や魚を食べない)の総称のことで、実は、ベジタリアンの中でさらに下記にあげるタイプに分けられているのです。ヴィーガンは、ベジタリアンの種類のひとつなのです。
ヴィーガン(植物性食品のみを食べる)
ラクト・ベジタリアン(植物性食品と乳製品は食べる)
ラクト・オボ・ベジタリアン(植物性食品と乳製品、卵は食べる)
ペスコ・ベジタリアン(植物性食品と魚、卵、乳製品は食べる)
ヴィーガンもベジタリアンも動物そのもの自体は口にしませんが、動物性食品を一切食べないヴィーガンに対して、チーズやヨーグルトなどの乳製品は摂取するベジタリアンの方もいれば、卵や魚も食べるベジタリアンの方もいる、というようにタイプが分かれているのです。
ヴィーガンを取り入れるメリットは?
では、なぜここ数年でヴィーガンへの関心が高まっているのでしょうか。
一つ目は動物保護の観点です。一部の地域を除き、多くの家畜は狭い牧場で過ごすことになります。大抵の牛、豚は寝返りができないようなケージで太らされ、食肉処理されているようです。採卵用の鶏を育てている養鶏場では、卵を産まないという理由でオスのヒヨコを殺処分するケースもあるようです。わたしたちの生活のために望まない環境を選択させられている動物も、わたしたちも、同じ動物だという倫理的な観点から、ヴィーガンを選択されている人も多いようです。
二つ目は環境保護です。畜産は地球温暖化を加速させる原因の一つだと言われております。世界で排出されている温暖化ガスのうち、約5.8%は牛、豚の堆肥から起因していると言われております。肉の生産量を減らし、農作物を増やせば、温暖化への要因を減少させる可能性を高めることができるのではないでしょうか。
三つ目は多様性への対応です。現在日常で食事を摂取する際、アレルギー、各宗教対応用の食事を提供することが求められています。しかし、大地震などの大惨事が起こっている際、一人一人にあった食事を用意することは厳しいのではないでしょうか?その際、ヴィーガン仕様の非常食を提供できれば、多くのニーズに対応した食事を提供できるようになります。
最後に
本日はヴィーガンについてご紹介いたしました。
ヴィーガンというテーマを通じて、少しでも世界環境が抱えている問題を解決し、貢献することができたらと感じました。
この情報が皆様のお役に立てたら幸いです。
次回のブログもおたのしみに!
それでは、また!
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サラダでお腹いっぱいになれるwith Green🥗お気に入りです🫰
— 佐藤友美 (@tomomi87652597) July 3, 2023
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〈参考〉