こんにちは！
佐藤友美です。
わたしは定期的に映画を観て感性を磨くことを大事にしています.
今回は、少し前の話題作、実写版「リトル・マーメイド」を観ての感想ブログです。
まず、主演のハリー・ベイリーさんの歌声がとっても素敵で、大音量で堪能できる映画館で観るべき作品だと感じました。
また、舞台が中南米の島をモチーフとしていて、2人で街に出たときの街の人々が陽気な音楽に合わせて踊っているシーンなど思わず踊りだしたくなるような臨場感で、作品にのめり込める面白さがありました。
映像作品としての見どころも満載ですが、
アリエルの願望へのまっすぐさや、どんな障害をも乗り越えようとする強い意志に感銘を受けました！
以下、ネタバレ込みなので、気になる方はご注意くださいね。
ピュアな思いが人を動かす
美しい歌声をもち、人間の世界に憧れている人魚アリエル。掟によって禁じられているにも関わらず、ある日彼女は人間の世界に近づき、嵐に遭った王子エリックを救う。この運命の出会いによって、人間の世界に飛び出したいというアリエルの思いは、もはや抑えきれなくなる。そんな彼女に海の魔女アースラが近づき、恐ろしい取引を申し出る。それは、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しい声をアースラに差し出すことだった…。
（実写『リトル・マーメイド』公式HPより）
まずわたしが心動かされたのは、
父親の反対も押し切り、自分の声が失われることもいとわずエリックの元に行きたいと、自分の願望に正直にそのことだけを考えて行動するアリエルの行動力です。
誰しも子どもの時は、なんでも自分のやりたいことを正直に言っていたと思います。
大人になるにつれて、周りに迷惑をかけないように、または、自分にはできない、
不相応だと思って行動することをためらったり諦めたりすることがあると思います。
ただ自分のビジョンを実現している人たちは、どんなに困難な状況でも自分の願望を口に出して、
実現しようと行動し続けてきた人だと思います。
周りからいくら反対されても成し遂げるまで自分を信じ続ける姿がアリエルに重なって見えました。
言葉がなくても伝わるもの
アリエルは地上に行くためにアースラの元を尋ね、声を失う代わりに足が生えて地上に行けるようになりました。
せっかく目の前にいても、言葉を話すことができず、自分の想いを伝えることができないアリエルを見てもどかしい気持ちもありました。
でもそれ以上に、表情豊かに楽しさやうれしさをめいっぱい表現して、体を使って喜びを表現しているのを見て、地上での出来事や王子とのデートを楽しんでいる様子が伝わってきました。
メラビアンの法則をご存じでしょうか？
人と人とのコミュニケーションにおいて影響を与えるのが、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%というものです。
アリエルに至っては声を出せないので、視覚情報の55%で全力で伝えているだけですが、それでも十二分に気持ちが伝わっていたと思います。
リモートワークなどが普及して、対面でのコミュニケーションが軽視されがちですが、やはり対面でのコミュニケーション、特に視覚情報が大事だというのを映画を見て改めて思いました。
自分の願望に正直に生きよう
映画全体を通して、願望に正直に生きているアリエルの姿が周りの人を巻き込み、物事を前進させていました。純粋に人間の世界に行きたい、エリック王子に想いを伝えたいという気持ちを行動に繋げていました。
結果として、声も取り戻しエリック王子と結ばれてハッピーエンドになったのは、有言実行させていく意志と何があっても諦めなかったからだと思います。
どこかで、『ディズニー映画だから』『物語の中だから』と他人事のようになってしまう部分があるかもしれませんが、現実でも夢を叶えている人は、常に自分の願望やビジョンを周りに発信している人です。
ソフトバングの孫正義さんも、ソフトバンクを立ちあげたときは、まだパートの女性が2人しかいない前で、
「この会社を将来豆腐のように一丁(一兆)二丁(二兆)と数える企業にする！！」
と演説していたそうです。
今の自分の現状や周りの状況がどうであれ、自分が実現したいことは唱え続ける。
わたしも目に見える結果がないときから、自分の実現したいビジョンを友人に伝え続けてきて良かったなと思います。
自分の夢や願望を話すと周りの人からは心配されたり、反対されることがほとんどだと思いますが、本当に達成したいことはそれでも言い続けることが大事なんだと、改めて思いました。
みなさんもまずは自分の願望を言葉にしてみることから始めてみてはいかがでしょうか？
それではまた！
次回もお楽しみに！
Twitterもやってます♪
https://x.com/tomomi87652597?s=20