地球温暖化によって沈むモルディブ | 美と健康の明日を考える佐藤友美のブログ

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株式会社tommorowの佐藤友美です。

美容と健康を中心に気ままに書いていきます。

こんにちは!佐藤友美です。


まだまだ寒い日が続いていますね。
寒い冬の間こそ、常夏の南の島で過ごしたいと思う、今日この頃です。

南の島と言えば!
一度は行ってみたい場所としても人気が高いのがモルディブです!

わたしもコロナ禍が収束したら絶対行くぞと決めています。
しかし、そんなモルディブも100年後には海に沈んでしまうかもしれないということはご存じでしょうか?
 

 

モルディブってどんなところ?

 



モルディブはきれいな海にたくさんの島があるセレブのリゾート地というイメージはあっても、実際どこにあるのかを知らない方も多いのではないでしょうか?
Googleマップ

モルディブはインド洋に浮かぶ大小1192の島々からなる国です。面積は298平方キロメートルで東京都23区の約半分ほどです。

モルディブと言えばリゾートのイメージが強く、住民の数が少ない印象ですが、人口は約53万人もいます。イスラム教のモルディブ人と外国から移住した人たちで成り立っています。

モルディブのリゾートは「1つの島に1つのリゾート」が基本となっていて、宿泊ゲストしか上陸できません。少人数できれいな海と空を貸切状態にできる点が、他のリゾートとは一味違うモルディブの魅力ではないでしょうか。

 

 

地球温暖化による影響


地球温暖化による海面上昇で沈む島が出てくると言われていますが、今まさにその危機に瀕しているのがモルディブです。


このままいくと2100年には海抜が1m上昇すると言われているので、ほとんどの島が海抜高度1メートル前後であるモルディブは大半が海に沈むことになります。

実はすでに海面上昇の影響で海岸の浸食が始まっており、ヤシの木などの根がむき出しになりあちこちで木が倒れるといったことが起きています。

しかも、モルディブの主な産業は観光業。
そのため、国土の大半が海に沈んでしまった場合、観光客からの収入が激減することも予想されます。

思っているよりも事態は深刻で、住む場所や仕事が奪われているという現状をしっかりと認識していきたいですね。
(参照:J-STAGE 太平洋・インド洋の環礁洲島の地形 )

 

 

 

世界初!モルディブの大規模な住居対策


モルディブでは海面上昇という差し迫った危機があるので、国民の生活を何とか維持するための対策が進められています。

首都マレの北東にある人工島「フルマーレ」では、海面上昇により今住んでいる島に住めなくなった人が移住することを想定した拡張工事が行われています。2050年ごろまでに首都マレの人口の約2倍、全国民の3分の2にあたる24万人が住めるようにする一大プロジェクトです!

また、埋め立てをせずにコンクリートのブロックを組み合わせて、海上に浮かべる都市の建設計画も進んでいます。海面の上昇に合わせて都市全体が浮き上がる仕組みで、大規模な海上都市が建設されるのは世界で初めてだということです。

(参照:NHK ニュース インド洋のモルディブ 温暖化で海面上昇 多くの島水没のおそれ

 

 

1人1人の行動できれいなモルディブを守ろう!

 

モルディブへの旅行を楽しむためにも、また次世代がきれいな海や自然のあるモルディブの文化に触れるためにも、温暖化という課題にわたしたちも取り組まなければならないと思いました。
何よりも、そこに住んでいる人たちが住む場所を失うということが同じ地球上で起きていると改めて認識して、自分にできる小さなことを1つ1つやっていきます。

実はモルディブは親日国で、日本政府による資金援助やインフラ整備の援助なども行われています。自分たちが知らないところでも関係があることも、意識できるといいですよね。

次回のブログもお楽しみに!
それでは、また!