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さて、仕事に着る日常的な着物であるなら

こんな感じの何気ない紬が私は、着ていて落ち着きます。

 

 

 

 

 

艶感のない紬なので、顔タイプ的には私に良く似合うというわけでもないけれど、悪くもないかなという着物。

 

無地っぽいので、比較的どんなタイプもコーディネート次第であわせられる着物です。

ただし、この色味では曲線多めの方は寂しい印象になりがちなので、暖色系のがよさそうですが。

 

着物だからという特別感を持たせたくない装いなら、こんな感じが一番落ち着きます。

 

仕事の帰りにスーパーに寄っても違和感がない日常感。紬の着物の魅力はそんな部分にもあると思います。

 

着物に日常感なんて言っても、もう伝わらないかもね。

着物の日常感なんて、そして求めている人は少ないのかも。

 

着物を着て仕事をしたり、着物での習い事以外は、日常というよりもドレスアップの着物を求めていらっしゃる人の方が遥かに多いのかな。

近頃そんなことを考えたりもしますが、

 

私の日常は、パーティーで訪問着を頻繁に着る事もなく、

子供の行事で改まった着物を着る事も、もうそろそろ終わりそうです。

 

そうなるとワンピース感覚の着物という事になってくるのですが、小紋もいいけど、帰りに夕飯のお買い物をがっちり買い込んで帰る日には、サザエさんのお母さんのおフネさんの様な印象のこの着物が活躍します。

 

着物で食材のお買い物といったらおフネさんや、祖母の地味な紬姿を思い出し、なんとなく買い物が沢山ある日は、地味目の紬に袖を通します。

 

これもただ単に、私自身の思い込みや記憶の中での刷り込みでしかないから、他の方と共通認識にはならないかもしれないけどね。

 

令和の今なのだから、昭和の着物姿のお母さん像とは違う、着物との付き合い方を提案出来たらよいのだけれど汗

 

程よい日常感と着物についてや

そもそも、ここまでカジュアル化したファッション全盛期に、着物が日常着に戻れるのか?

 

考えはじめると、悩ましく思ったりもしますが、

まあ、結局は『好きなら好きなように着ればいいのよね』という、とっても当たり前のところにたどりつきますてへぺろ

 

 

 

さて、ちょっと素朴な紬に袖を通して思うのが、こういう紬は若い女性より、断然、私達世代の女性の方が似合うという事。

 

 

 

 

若い女性は、肌のはり感とか、艶やかさが素朴な紬と相反するという要素もあるのかもしれませんが、

 

私達世代が着ると、紬の素朴さが、積み重ねてきた年月の熟成具合を程よく引き出してくれるような感じがしませんか?

だとすると、もっと年を重ねたらもっと素敵に着こなせるかもしれない。

 

丁寧に色を染め、でも奇をてらわずに織られた紬のように、丁寧に人生を紡いで、『着物の素敵なおばあちゃん』になるのが理想です。

 

同年代では、お孫ちゃんがいる友人もおりますが、まだまだおばあちゃんと呼ばれたくないし、修行が足りないと思って頑張りたいわ。

 

でも、年を重ねる事で素敵に見える着物という衣服があるのって、とっても素敵なことではないですか?

 

ある一定の年齢なってくると『着物が着たい』と思う女性が増えてくるのも、着物が大人の女性の味方になってくれると知っているからかも知れませんね。

 

着物に袖を通してみませんか?