息子の新学期 | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

 

4月8日,息子は始業式でした.

 

 

とは言っても始業式には出席していませんが,放課後登校はしてきました.

 

 

 

現在,昼夜逆転中ですが,自分で目覚ましをかけて起きました.

 

 

 

 

 

 

起きると,妻に

 

 

「風呂入るのがめんどくさい」とか

 

 

「今日からまた時間に縛られた生活が始まる」とか

いやいや,あなたは誰にも縛られてないから

 

 

ウダウダしていたそうですが,娘から「行かないの?」と聞かれると「行くよ」と答えたそうです.

 

 

 

息子はそうやって吐き出しながら気持ちを整えていたのでしょうが

 

 

 

娘はどうしてもまだ息子の言葉を鵜呑みにしてしまうので,純粋な疑問として「行かないの?」と聞いたのでしょうね.

 

 

 

 

 

ネガティブな発言を聞くと,どうしてもザワザワする親御さんもいらっしゃると思います.

 

 

 

行くかもしれないという期待があればなおさらですよね.

 

 

 

ただ,私としては,「だったら行かなくていい」とすぐにお子さんの吐き出しを遮らないでほしいと思うのです.

 

 

 

厳しい言い方になるかもしれませんが,遮ってしまうのは自分がそういう発言を聞きたくないから.

 

 

 

要するに親御さん自身の都合です.

 

 

 

 

お子さんがどんな発言をしていたとしても,まずは全部言わせてあげる.

 


 

お子さんの思いを解放してあげる.

 

 

 

 

 

その上で,お子さんがどうしたいのかを聞いても遅くありません.

 


 

 

吐き出した後に重い腰をあげるかもしれないし,やっぱり行かれないかもしれません.

 

 

 

 

 

 

そして,もし行かないことを認めるときは,「行かなくていいよ」ではなく,「行く行かないの選択は自分で決めていいよ」と伝える方が良いと私は思います.

 

 

なぜならば,後者の場合は行かないことを『自分の責任で決めることができた』という自己肯定感が残るからです.

 

 

 

 

 

 

 

 

さて,学校から帰ってきて,リビングに入っての開口一番

 

 

「大雨ムカつくんだよ」

 

 

 

 

とは言っても,1ミリも濡れてません.

 

 

だって,車ですから(笑)

 

 

 

傘をさして歩いたのは,中学の駐車場から昇降口までの数メートルだけ.

 

 

 

 

でもですね,今までなら制服を脱ぎ散らかしたままでしたが,その日は自分でハンガーに吊るして,クローゼットに片付けたようです.

 

 

これは大進歩.

 

 

 

さらに,今年度の目標は,「隔週で金曜日に放課後登校すること」と決めたようです.

 

 

去年,入学式の日の放課後登校の次に中学に行けたのは,夏休みの面談,さらにその次は11月(だったはず).

 

 

 

でも,12,1,2,3月は少なくとも1回は放課後登校しているので,1年前に比べると,1度の登校における気持ちの疲労度は,ずいぶん小さくなっていると思われます.

 

 

 

これから1年が楽しみです.

 

 

 

 

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