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◆ライフメンター きょん◆

 

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こんにちは。きょんです。

 

 

私はかつて、メンタル不調から脱出するため

ありとあらゆることを試しました。

 

 

その中でも特に効果を感じ

メンタル不調からの脱出に有効だったものを

少しずつ紹介していきたいと思います。

 

 

あくまでも私個人の感想ですが

よろしければ参考にしてみてください。

 

 

今回は、前回の「ゴミ屋敷」と化しつつあった

実家の断捨離に両親が加わったお話の続き(最終回)です。

 

 

 

 

 

  断捨離がもたらすセラピー効果

 

 

親の前ではもちろん、誰の前でも弱音を吐かず、涙も見せずに幼少期から生きてきた私は感情が詰まりすぎてうつになってしまいました。

 

 

日に日に弱っていく私の扱い方が分からず、両親は腫れ物に触るように接していました。

 

 

怒りを露わに感情を吐き出すそんな私の姿を見て、ようやくSOSを真剣に受け止める気になったのか、それとも私の異様さに条件反射したのかは分かりませんが、その週末から両親が片付けを手伝うようになりました。

 

 

3人いれば1人では動かせなかった家具も動かせます。

 

 

母と一緒に処分するものを決め、家の外に運びだしました。

 

 

玄関先に突如現れたゴミの山を見て、近所の人たちも驚いた様子でした。

 

 

粗大ゴミ処理センターに車で運ぶこと10往復以上!

両親も体力がそれほどあるわけでもなく、週末1回では終わらず何日もかけて運び出しました。

 

 

車では運べない大型の家具はお金を払って引き取ってもらいました。

確か当時10万円近くかかった記憶があります。

 

 

ようやく床と壁が見えるようになった時、家が再び呼吸をはじめ、息を吹き返したような、そんな感覚がしました。

 

 

多少の縁あって我が家にやってきたのにろくに大切にもされず、結局ゴミとして処分するプロセスにはとても心が痛みます。

 

 

たぶん私はそのプロセスを両親に見てもらいたかった、なんなら経験して欲しかったのだと思います。

 

 

適切に管理もできないのに買うだけ買って、さらにお金と労力かけてわざわざゴミを造って

 

 

あなたたちは一体何をしてるのですか?

 

 

そんな私の思いをどこまで汲み取ったのかは定かではありませんが、3人とも黙々と作業をしながら、きっとそれぞれの立場で家中に溢れるモノと正面から向き合い対話する時間になったと思います。

 

 

断捨離後、母はこう言いました。

 

 

もう毎日疲れちゃってね...

なかなか片付ける気力も起こらなくてね...

こんなに長い間放置しちゃったね

 

 

そう。お母さん、

あなたはずっと疲れすぎているんだよ。

もっと自分を大切にして。

 

 

それから私の状態は少しずつ快方に向かい始めました。

 

 

物理的に過ごしやすくなったというのもありますが、断捨離を通して詰まった感情が流れたことが大きいと思います。

 

 

断捨離や片付けにはセラピー効果があり、モノにはやはりエネルギーが宿ると思います。

 

 

そのエネルギーは人間と相互に影響を与え合い、モノをどんな気持ちでどう扱うかによってエネルギーも変わり、そのモノが発するエネルギーもまた私たちに影響を与えます。

 

 

この出来事から母は、モノの多さに気力を奪われ続けたのが若干トラウマとなり、その後は逆に片付けばかりするようになりましたがえー、私はミニマリストを勧めたいのではありません。

 

 

ただ【どこに・何が・どんな状態で】

置いてあるのか把握できなくなったら黄色信号です。

 

 

脳のメモリを無理なく使わなくても把握できるよう整理整頓術を駆使するなり、不要なものはこまめに処分するなりした方がよいです。

 

 

できればすぐ処分するようなものは最初から買わないに越したことはありませんが。

 

 

一方で、愛着があり気にかけてあげられるモノなら囲まれててもよいと思います。

 

 

きっとそのモノたちはあなたに大切にされてよいエネルギーを発していると思います。

 

 

部屋の中を愛着のあるもので満たすことはうつ病で心身が疲弊しきっている時にも

安心感を増幅させるのでお勧めです。

 

 

この時は私はまだカウンセリングに通っていて(カウンセリングについては下記の記事を!)、先生は泣きながら報告する私の話を興味深そうに聞き、私の言葉を繰り返しました。

 

 

 

 

 

 

「そうでしたか。モノが大切にされていなくて可哀そうだと感じたのですね。

そして3人で協力して片付けたら家が喜んだように感じたのですね」

 

 

そういって、少し満足そうに微笑みました。

 

 

私がこの出来事が自分を快方に向かわせたことに気づいたのはもっとずっと後のことでしたが、先生はきっと何か手ごたえを感じていたのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます♡