映画が大好きな私達、ムービーナイトを
設けて時々自宅で映画を楽しんでいます。
先日は役所広司が主演し第76回カンヌ
国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した
「PERFECT DAYS」を鑑賞しました。
この作品は監督がドイツのヴィム・ヴェンダース
話題の映画だったのでハワイでも
上映されていました。
映画は東京・渋谷の公共トイレ清掃員の
日々を描いた長編映画でこちらが
映画の舞台ともなったスケルトンの
トイレです。
外から見ると透けてますが鍵をかけると
中が見えない仕組みになっています。
渋谷区内には世界的な建築家や
クリエイターが改修するこんな素敵な
公共トイレが17カ所もあります。
この「The Tokyou Toiletプロジェクト」に
賛同したヴェンダース監督が東京渋谷の街の
同トイレットプロジェクトで改修された
公共トイレに興味を持ち、この映画を
作ったそうです。
毎日同じ時間に⽬覚め、同じように⽀度をし、
同じように働き、淡々とした⽇々を⽣きて来た
トイレの清掃員として働く平山を演じる
役所広司さんがとても素敵でした。
毎日同じ仕事の繰り返しですが彼にとっては
そうではなく、その日々の中にも新鮮で
小さな楽しみを見出しています。
このトイレットも渋谷区内にあるトイレット
恵比寿駅前にあるトイレが出てくるかと思って
目を凝らして見てましたが出て来ませんでした。
でもその他にスカイツリーや浅草の地下街など
よく知っている場所が出て「あ、あそこだ〜」と
言いながら楽しく鑑賞できました。
歌手の石川さゆりがスナックのママさん役を
演じてました。
人生って誰もが毎日の繰り返しですが
やはりその日によって嬉しい日もあれば
楽しくない日、悲しい日もありますよね。
でも毎日を一生懸命楽しみを見出して生きる
そんな人生ドラマの映画でした。
昨年10月に恵比寿ガーデンプレイスで
開催された、恵比寿文化祭で
映画の中に出て来た面白いトイレの
「THE TOKYO TOILET プロジェクト」
17のデザインやカラーが違うパブリックの
トイレが紹介されてました。