好きは、楽ではないのかも。 | Hello from NJ

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時々、「私は心から好きだと思えることしかしないし、心から好きだと思える人としか交流しないの。」と言う人がいて、それは素晴らしいことだし、そうやって生きて行ける世界であるようにと望みます。そんなチョイスさえない環境で、必死に生きている人たちが世界中にたくさんいるわけだから、それを選べるって幸せですよね。


でも、そうして生きていると、時々お金や孤独という問題にぶつかることもあるようです。

 

よく、自己啓発界隈の人が、「本当に好きなことだけして生きていこう。」「好きなことをしてお金持ちになる」みたいなことをおっしゃるけれど、その「好き」を「楽」だと受け取ってしまう方もいるようで。楽なことだけ、楽な人とだけ、では厳しいのかも。

 

好きと楽は違いますものね。

好きは、がむしゃらに、楽でないことだってやれてしまう。自分ではそう思わないけれど、人から見れば努力に見えることが、本当の好きだと思うのです。「好きなことをしたい」は、「楽なことをしたい」ではない。好きを貫くって、目の前にある大きな山を、エイヤー!って登って行く覚悟だと思うのです。

 

そして、好きのために、数々の苦手や嫌なことに取り組んでいくから、自信になって、自己肯定感が上がって、結果が出て、人として磨かれて、良き人々との繋がりができるのだと思うのです。

 

すごく苦手な車の運転をしながら、私は昨日そんなことを思いました。心臓をバクバクさせながら目的地に着いて、駐車場に停めて、「できたぞ。よくやったぞ。」と思いました。人から見ればとても小さなことなのでしょうが。自分に厳しく生きて来た私も、苦手なことに取り組むときには、自分を褒められます。そして、他のドライバーはすごいなぁって、謙虚な気持ちになります。



運転の道すがら、虹を見つけて大興奮でした。(ちゃんと車を停めて写真を撮りました。)