こんにちは、日昔智子です。
いつもありがとうございます。
不登校だと、「勉強の遅れ」が気になりますよね?
私は正直、勉強に関しては、あまり不安にならなかったのですが、
お話を聞いていると、
「不登校はなんとか受け入れたけど、勉強だけはしてほしい…」
とよく聞きます。
宿題だけでもやってほしい。
プリントや問題集くらいはやってほしい。
塾に行けないなら、せめて家で勉強してほしい。
私達が育ったきた時代や環境では、勉強できないと、高校や大学に行けなくて、
就職もできなくて、自立も出来ず、社会に出られず、幸せになれない…
そんな図式があるのかもしれません…
でも、
「勉強ができない」🟰「不幸せ」
なんてことはありませんよね。
世の中、高校や大学に行ってなくても、人生を楽しんで、幸せに暮らしている人はたくさんいます。
もちろん、大学を卒業した人よりは、お給料は少ないのかもしれない。
でも、高収入だから幸せ、なんてこともありません。
正社員が向いてる人もいれば、アルバイトなどで自分の趣味にも時間を使って、ゆっくりのペースが良い人もいます。
何が幸せ…なんて、人それぞれ違いますよね。
だから、不登校で勉強していなくても、勉強が必要ない職業に就くかもしれないし、
自分のやってみたいことが見つかって、それに勉強が必要なら、勉強するだろうし、
子どもが自分にとって、「勉強する意味や必要性」が出てきてから、勉強すれば良いと思います。
勉強は、いつからでも出来ます。
だから、やりたいことが見つかったなら、是非やらせてあげて下さい。
ためにならないな…って思うようなことでも。
子どもが楽しくできるなら、やらせてあげてほしいです。
習い事もそうですね。
やってみたいなら、やらせてほしい。
すぐ辞めても良いんです。
やってみたら、自分は好きじゃないな、向いてなかったな、ってこともあるから。
すんなり辞めさせてあげた方が、次にやりたいこと、が出てくるんじゃないかな?
我慢してやり続けたって、イヤイヤなら、プラスにならないし、伸びないと思います。
それが塾なら、勉強嫌いになるかもしれません。
不登校で家にいるお子さんは、授業を受けていないので、勉強する機会が減り、
学校に行かないなら、せめて家で勉強はさせないと…って思って、
塾や家庭教師、オンライン学習を提案するご両親は多いと思いますが、
その前に、お子さんがどんな状態か、をみてあげてほしいです。
笑顔も増えてきて、学校にはまだ行けないけど、何かやりたい!
っていうくらい意欲もあって元気なら、勉強を勧めても良いと思いますが、
すごくしんどそうな時に、勉強をさせようとしたって、頭に入っていかないし、身につかないですよね…
だから勉強は、子どもの心が元気になって、子ども自身が必要だと思ってから、で良いと思います。
何事も本人次第!ですね。
子どもが自分に必要だと思ったら、勉強するだろうし、それが一番、効率が良いですよね。
将来、就職をする時に、選択肢が多い方が良いから、
と幅広く色々な分野で勉強させる方もいると思いますが、何のために勉強するんだろう…
って疑問に思いながら勉強する子もいます。
それよりも、自分の目標ができて、その為に必要だ!
って思った勉強の方が、どんどん吸収するだろうし、自主的に学ぶので、身につくと思うんです。
本来の勉強って、そういうものじゃないのかな?
知りたいから学ぶ!
分かるようになるのが、楽しい!
私は子ども達には、そんな勉強をしてほしい、と思います。
将来の仕事につながるような、勉強じゃなくても良い。
夢中になれることなら、なんだって良いんです。
長男のギターもそう。
シンガーソングライターになるのは、難しいかもしれない。
でも、長男は、シンガーソングライターになって、
それを仕事にしたいから、ギターを弾いてるんじゃなくて、
ただ、楽しいから。
好きだから。
それで十分です。
好きだから、ずっとギターを弾いてます。
楽しそうに。
私はそんな長男を見ていると、とても幸せです。
夢中になれるものに出会えて、良かったね…って。応援したいです。
不登校になったお子さんは、どんなことが好きですか?
何に興味がありますか?
不登校で時間がたくさんらあるから、何か好きなことに時間を使えると良いですね。
自然の中に身を置いたり、感動するような体験こそ、貴重な勉強になると思います。
お子さんが、勉強は手につかないなら、
そんな感動するような体験を、親子で経験できたら、とても良い思い出になると思います。
学校の勉強も大切かもしれないけど、精神的にしんどくてできないのなら、
そんな体験をする方が、子どもは癒されるだろうし、元気になれると思います。
外に行けないお子さんもいますが、お母さんが行って、写真をとって、見せてあげても良いと思いますよ。
時間は貴重ですから、感動するような体験、美しい自然を、お子さんと一緒に経験できると良いですね…