こんにちは、日昔智子です。
いつもありがとうございます。
不登校になって、家で過ごしているお子さんは、普段はどんな様子ですか?
元気そうですか?
会話はありますか?
元気もなく、会話もなく、親を避けているようであれば、
親子の信頼関係を良くする
ことを最優先にしていくことが大切だと思います。
学校に行く、行かない、は親子関係が良くなってから…の話ですね…
不登校の子どもは、学校にさえ行かなかったら、充電できるわけじゃありません。
もちろん、学校という場所から避難はできているので、命は守れています。
でも、家で過ごしていても、朝早く起こされたり、勉強をさせられたりしようとすると、
学校には行ってないけど、学校に行っている時と同じような生活なので、心は休めません。
外出を強要されたり、お手伝いを強要されるのも、回復が遅れると思います。
お手伝いは、何も言ってないのに、子どもからすすんでやってくれる場合は、
「ありがとう、お母さん助かるわ〜」で良いと思いますが、
親が、「学校に行ってないんだから、せめてお手伝いくらいしてよね!」っていう意識でお手伝いさせるのは、
子どもは、「自分は学校に行けないダメな子だから、せめてお手伝いをしないと…」
なんて罪悪感からお手伝いしているとしたら、回復なんてできないです…
私は、不登校になった子どもには、
生活面など含め、全てを子どもに任せる。
が一番良いと思っています。
だって不登校は、
子どもの選択であって、
子どもの課題だから。
だから、
不登校になれたなら、子どもに任せる方が、子どもは自分で考えて、自分をちゃんと回復させていくことができる…
そんな力があるって私は信じています。
不登校になるような子は、色々なことをしっかり考える子だし、
親が思っている以上に、お父さんとお母さんの関係や、家族のこと、世の中のこと、
よくわかっていると思います。
せっかく学校を休んでいても、学校を思い出すような生活をしていたり、
学校にはいつから行くのかな…って心配の目で待たれたりするのが分かると、
少しずつたまったエネルギーも削られてしまって、充電も出来ません…
だから…
子どもを信頼してあげて下さい。
目に見える、毎日ゲームばかりで生産性のないような、何も成長してないような姿は表面的なもので、
心は、罪悪感と不安と葛藤に押し潰されそうになりながらも、もがき苦しみ、抜けだそうと自分なりに必死に考えています。
不登校を選んだ子どもです。
選んだんじゃなくて、しょうがなくそうなったように見えたとしても…
ちゃんと自分で解決していきます。
そんな力がある、と信じられるかどうかで、子どもの回復にかかる時間はずいぶん変わってくると思います。
子どもと信頼関係さえ取り戻せたら、子どもは自分の力で、自分のタイミングで、
望む未来へと動きだします。
私の娘もそうでした。
娘を信頼し、全てを任せました。
それからは、どんどん元気になり、結局は自分から学校に行きだしましたから…
今でも、女子のあるあるな話を私に聞かせてくれます。
娘は、友達によく相談されるようです。
娘が不登校になったおかげで、私は娘だけでなく、息子二人とも信頼関係を築けたので、
今は、子育てってこんなにも楽なものだったんだなぁ!って思っています。
子どもは大丈夫。
親が思うより、ずっとしっかりしています^_^
子どもを信頼し、任せてあげて下さいね。