2014年4月

複視になってすぐ、大学病院でメガネに貼るフレネル膜プリズムを紹介されたが、それを貼ってしまったら、眼がそれに甘えて複視が治らなくなるんじゃないかと思って、使うのを避けてきた。
でも、常時、二つに見えるは本当に身体も心も疲れるし、「複視状態を脳がいやがって、両眼視機能を低下させ、勝手に抑制をはたらかせて片目でしかモノをみなくなる」という話もきいた。
複視になってから8ヶ月。定期的に検査は受けているけれど、回復する気配もなく。
方針転換してフレネル膜プリズムを使うことにした。

大学病院で貼ってくれたものは「とりあえず」といったものだったので、これを機にメガネを新調して、フレネル膜プリズムもきちんと貼ってもらうことにした。

ちゃんと現状の眼の状態をしっかり理解してくれる眼鏡屋さんに行きたいと色々調べたり、友人にきいたり。友人に紹介された自宅からバスで行ける眼鏡屋さんにいってみることにした。

眼鏡屋さんはとても親身になって相談にのってくださり、両眼視機能検査をしてくれた。
その結果、もう既にかなり両眼視機能が低下しており、脳が勝手に状況に応じて、左目or右目の映像を選択する「交代視」という状態になっていることが判明。
本当にびっくりした。ある意味、人間の適応能力って凄いなぁと。そんなに適応能力あるなら、いっそのこと複視もなおってくれれば良いのに、と思った。

その眼鏡屋さんは本当に親切で、両眼視機能向上と眼を外側に向ける力をつけるためのトレーニングを教えてくれ、トレーニンググッズもプレゼントしてくれた。

仕上がりまで少し時間はかかったけど、出来上がって嬉しかった。 


新調したメガネ




新しい眼鏡を手にいれたタイミングで、複視になる前につかっていたコンタクトレンズを遂に捨てた。
コンタクトレンズで生活することを諦める=(イコール)複視は治らない、その自分を受け入れるということ。悔しくて、複雑な気持ちだった。

最初、慣れるまで少し戸惑ったけれどフレネル膜プリズムを貼った新しい眼鏡はとても快適。「甘え」とか思わずに、さっさと使えば良かった。