2014年6月
母の「金沢21世紀美術館に行ってみたい!」というひと言をきっかけに、母と姉と3人で北陸旅行へ行くことにした。
お父さんはお留守番の女だけでの2泊3日。
小松駅で待ち合わせ。
この旅を決めた後に、SNSで私が好きな奈良県天川村洞川温泉の「空」さんから、サウンドヒーリングのイベント案内が届いた。
イベントには参加できないけれど、そこで紹介されていた「三昧琴」という楽器、その音が聴いてみたくて検索した。何故かその響きにめちゃくちゃ惹かれた。
小松市の「あとりえ三昧亭」というところで作られていることを知り、その工房を訪ねみたくなった。
母と姉に、旅行の時にその工房に行ってみたいと話たら、二人も興味津々。
旅は、その「あとりえ三昧亭」を訪ねるところからスタート。
快く迎えてくださった河上さん父子。三昧琴の誕生秘話を聞かせてくださった。
三昧琴は、チタンで出来ている。その響きは本当にクリアで。音に粒子があるとしたら、三昧琴の音はとても細かくて、優しく肌を包んでくれるような感じ。
「鉄は地球の音、チタンは宇宙の音」と仰っていたのが印象的だった。
「三昧琴の海」とよばれている部屋で、沢山の三昧琴を鳴らして、3人それぞれが「コレっ」と思う1枚を選んでお迎えした。
三昧琴の海
その他にも、燭台や香立など、それぞれが気に入ったものを持ち帰った。
私が選んだ三昧琴
姉はとてもインタビュー上手で、河上さんから色んなお話を聞くことができた。それもあってなのか、帰り際、姉は河上さんから、足立幸子さんの「あるがままに生きる」という本をプレゼントされた。
(後日、私も読ませてもらったが、とても感銘を受けた。再読してみようかな)
金沢市内では、金沢21世紀美術館や兼六園など王道観光コースを。
金沢21世紀美術館では「開館10周年記念
レアンドロ・エルリッヒ ーありきたりの?」という展示がひらかれていた。
私たちが当たり前だと思う「ものの見方」に対して錯視や反射、透過といった技法を使って、「ほんとうに?」と問いかける作品をみて、私のこの複視という見え方も、ある意味、「他の人には味わえない自分だけのアートだよな」と思った。
夜にはお寿司食べに。ふらっと入った店が大正解で、3人とも大満足だった。
金沢のお寿司。美味しかった
次の日は、日本一とも評判の和倉温泉「加賀屋」さんへ。母と姉を招待した。二人には病気発覚以降、本当にお世話になっているから、お礼がしたくて。あと、母(私の祖母)を亡くしたりもあって、心労が絶えなかったお母さんの癒しに少しでもなれれば良いなと思った。
お部屋もとても広くて海が見えて。
館内は美術館かと思うほど、色んな作品が飾られていて、「凄いなぁ」と驚きっぱなしだった。
お部屋からの海
でも、一番驚いたのは、夕飯の時。
三人なのに四人分のお膳が用意されていたこと。
それは、祖母のための陰膳だった。
予約の際に、加賀屋さんにメールをして、今回の旅の趣旨(二人に感謝の気持ちを表したい、母を労わりたい)を伝えていた。それが、こんな形で現れるなんて。本当にビックリした。
祖母のための陰膳
母は感激して涙を流していた。
夕飯食べてたら、外から季節外れの盆踊り?の音が響いてきた。踊りが大好きだった祖母が、「ここにいるよ、ありがとね」って言っているみたいに感じた。
次の日は能登島へわたり「のとじま水族館」へ行ったり。
初めての女三人旅。
本当に楽しい時間だった。




