ラベンダーの香りにも似て | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

黒酢ガーデン壺畑に行った時の話です。
 
すごい数の壺です
これは手作業でしか生産できませんね

この壺、いつも外にあるのも不思議です

雨でも台風でも炎天下でも、発酵できない寒さでも、

どんな環境でもお酢ができる工程を助けるのが、この壺の環境なのでしょうか

それともビニールシートでも被せるのかな

動物の被害もないのかな、動物には蓋を開ける技量がないのかな。

いろいろ不思議です

 

蓋は、カパッと被せてあるだけでした

重みはありますが、人の手なら簡単に開けられます。

 

そこはかとなくお酢の香りがふんわりとしてきます。

これだけの数ですから、それも当然のこと。

 

私は、一瞬ふわっとラベンダーの香りがしたのです。

 

ラベンダーの香り成分には「酢酸リナリル」と「リナノール」が多く含まれ、

その香りがリラックスに向かわせてくれます。

壺は完全な密閉容器ではないので、息をしていると思います。

息をしている中で「酢酸」が壺の外に漏れ出て化学反応をし

「酢酸リナリル」の様な香りになったのでは、と思いました。

 

ほんの一瞬のかすかな香りでした

そこで壺のそばにラベンダーを植えて

ラベンダーの香りで育った黒酢ができないものかと思いを巡らせます。

まろやかな黒酢ができそう、できたらいいね。