4ヶ月ぶりに採血しました | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

久しぶりに血液検査しました。
毎月検査しようと4ヶ月毎だろうと、
結果はほぼ変化がありません。
良かったのは、腫瘍マーカーの数値が安定していたこと。
残念なのは相変わらず、白血球の低空飛行。
 
呼吸器の先生は、そんなに間が空いていると知らなかったようで、
「えー」
「白血球が限度ギリギリじゃないですか」と驚いていましたが、
毎月採血していた頃から、ずっとこんなです。
でもね、違う先生にそんなことを言われたのでちょっと不安にもなりました。
 
5月は、一気にいろんな花が咲きます。
今までは茶色の世界だったのが、
桜の開花宣言をきっかけに、色とりどりの花が咲き誇ります。
茶色がどんどん緑色になります。
 
少しづつ変化するというよりも、競争するかのように変化していくのを感じます。
こんなに季節の変わり目を感じるのは、やっぱり春ですね。
秋の紅葉もキレイで待ち遠しいですが、
春の爽やかな色彩はウキウキ感が違います。
 
少し前の公園の牡丹です。

可愛い黄色。
 
キレイな白。
 

ピンク。カーネーションみたい。
 

自宅もこんな色なので、牡丹というとこの色がイメージ。
 
朱色に近い赤。赤もいろいろです。
 
花の芯が見えないタイプなのかな。花びらも多そう。
 
牡丹は「牡丹皮」と呼び生薬になり、「根皮」を使います。
薬用と観賞用があります。
薬用は花びらが一重に近く、観賞用は八重で様々な色を咲かせるそうです。
 
ということで公園の牡丹は、薬用ではなく美しさが際立つ観賞用でした。
 

月経不順、閉経、月経痛などの解消に使いますが、

これは身体に熱がこもることによる「瘀血」の症状を和らげるため。

瘀血を解消して血行促進します。

また、熱がこもると皮膚炎、鼻血などが起きるので、そんな時にも。

熱を持った「血」を冷やすそうなのです。

 

ある漢方薬剤師さんの長年の臨床経験では

乳がん、乳腺症には使わないそうです。

「瘀血」を解消するだけなら、むしろ良いんじゃないかと思うのですが、

たぶん他の生薬との相互作用でもあるのかな~と考えてます。

 

漢方は臨床で作り上げた薬草学なので、そういうことはいくらでもあります。

いつか化学的に、どの生薬のどの成分が原因ですと立証されるのが待ち遠しいです。