白くて可愛いネロリの花の香り | 小さな花のひとりごと

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乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

散歩をしていたら夏ミカンの花盛り。
アロマテラピーでは、ミカン科の花の精油を「ネロリ」と呼びます。
正確にはビターオレンジ(だいだい)の花の精油ですが、
なぜかミカン科の花をすべてネロリと呼び、テンションが上がり歓喜します。
これは私だけでしょうか。
 
白くて、蕾は丸くてコロッとして、大きな実がなるとは想像できない可憐な花です。

ネロリはアロマの試験に良く出ます。
17世紀、イタリアのネロラ公国のお后様が、

この香りが大好きで、いつも身に着けていたところからネロリと名付けられたというお話。
ミカン科の精油はスイートオレンジなどいくつかありますが、

ネロリだけが果実の名前が付いていません。


そこで試験のひっかけ問題にチョイスされるのです。

 

我家には5年間に購入したゆずの木がありますが、

まったく花を咲かせる気配がないのです。


後で教えてもらったのは「桃栗3年、柿8年」その後に続く言葉があって、
「柚子の大馬鹿18年」…なんということ!

大馬鹿だったんだ。

 

すぐに地植えにしないで鉢植えのままにしておけば実がなるとか。
地植えにすると根を張ることに集中するから実がならないとか。
全部あとから教えてもらいました。
いろいろとダメだらけでした。

 

でも木は元気いっぱいです。

5年も経つとけっこうな大きさです。

花を咲かせて実がなる日を楽しみにします。