先日会ったステ4友人は、
お互いの再発が分かる前に、
私の講座に参加してくれていたことがありました。
コロナ禍の初期で、マスク不足、手作りマスクが人気だった頃です。
アロマの抗菌スプレーを作るワークショップでした。
その時に参加していた人たちも良く覚えています。
でも、友人に
「あの頃、すでに声が出ないと言っていましたね」と
言われて、それは忘れていました。
「あの頃より、今の方が元気に見えますよ」とも。
ああ、そうか。
あの頃、もう声が出なかったんだ。
そういえば、どこで行う講座でも
必ず「声が良く出ませんが、コロナじゃないですよ~」と
おどけて挨拶をしていたっけ。
あの頃の不定愁訴の数々・・
すでに再発の兆候でした。
いえいえ、不定愁訴でなく再発だと身体が訴えていたのに。
いつも思うのですが
私のガンは顔つきが悪いタイプだけれど「進行が遅い」と。
初発も、本来ならもっと早くに気が付いていたのに、
自分の責任で病院に行くのを遅らせていました。
そして、
再発も自分の怠慢で発見を遅らせています。
20年後の再発と公表していますが、
本来ならその5年くらい前から再発の卵が出来ていただろうと、
自分を恥じています。
でも本当に
ラッキーなことに治療が功を奏して
私の命を伸ばしてくれました。
そして、再発前の日常を過ごすことができています。
進行がゆっくりだったから治療が間に合った、と
思わざるを得ません。