言葉って大事 | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごしています。

多感な中学生の頃、
ある教師から言われたヒトコトが、ずっと心に刺さったまま今も残っている言葉があります。
それと同じく昨年、
ある医師から言われたヒトコトが心に刺さって、自由を奪っています。
 
医師から言われたのは、今までに何度か書いていますが
「ここに来ても、あなたにやることは何もない」
教師から言われたのは
「〇〇(私の名前)って本当に変わってる子だね」

医師からの言葉は、仕事をしていく自分を縛りつけます。

今は元気だけに、心の奥底でいつも万が一のことが浮かんでしまいます。
何かが起きたら迷惑をかけないために行動を控えてしまいます。
無防備に新しい仕事を始めたり進んだりしないようにしています。
 
あの時の教師には
どういうつもりで言ったのか、今でも教えてほしいくらいです。
大勢の生徒の中で、少しでも気に入らないことをすると「変わっている子」と評価したのでしょう。
大勢の前で言われたのは、多感な世代ですから傷つきました。
 
医師にしても教師にしても、優位な立場に立っていることを利用しての発言です。
言葉って大事。
何年経っても忘れられないのですから。
私自身も誰かを傷つけたりしないで、温かく後押しできる言葉をつかえるようになりたいと思います。