ラベンダーの思い出 | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごしています。

現在、アロマテラピーとメンタルヘルスに関するテキストを作っていますが、
肩が凝ってすぐに集中力が途切れます。
 
ふと思い出したのが
アロマテラピーに出会うきっかけをつくってくれた亡き友人のこと。
私の恩師のような存在です。
彼女は、亡くなる前に本を執筆していました。
今から思えば、生きた証を残したかったんですね。
当時の私はそこまで理解できませんでした。
 
その本は手元にあるのですが、今まで一度も開いたことがありませんでした。
 
今回、テキスト作りに参考になるかと
どんなことを書いていたんだろうと初めて開いてみました。
読むのでなくペラペラと眺めただけなのですが、
彼女の顔や声や仕草や・・彼女の全てが一気に蘇りました。
本そのものが彼女でした。
 
やっぱり恩師だなぁとつくづく思います。
まだ何かは分からないけれどメッセージを受け取りました。

もう15年くらい前の出来事です。

彼女が亡くなったと電話がきたのは、あるラベンダー畑にいた時でした。

本を開いたからでしょうか。

ラベンダー畑が浮かびます。

 

香りは記憶の脳(海馬)を刺激します。

今日は、記憶の中の大切な友人がラベンダーを思い出させてくれました。