梅干を作るつもりだったのに | 小さな花のひとりごと

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乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごしています。

毎年の梅仕事に梅干作りがあります。
 
今年の梅の出来は、例年の3割だとニュースで知っていたのですが、
私が欲しい梅は完熟です。
過去に青梅の追熟に失敗したことがあったので、直売所で完熟梅を買うことにしています。
すこし遅いかなと思いつつ、とりあえず行ってみなくては。
車で1時間、梅の名産地にある直売所・・
 
見事に空っぽでした。
 
いろんなところを巡り、最後には地元のスーパーにも、どこにもありません。
手元に残ったのは、先回りして購入した赤シソです。
 
仕方ないので、シソジュースを作りました。

瓶がいろいろで何とも言えない画像ですが全部で2ℓ。
こんなに消費できるわけないので、お客様にあげちゃおう。
 
シソジュースの赤い色を出すのに、私はクエン酸を使います。
日本薬局方収載、食品添加物分類のクエン酸です。

なんと、このクエン酸の外箱にシソジュースのレシピが載っています。
お酢やレモン汁を使うレシピもありますが、
私はクエン酸を使ったシソジュースがクセがなくスッキリした酸味で好きです。
 
梅干を作る理由の一つに「梅酢」と「ゆかり」が欲しいというのもあります。
梅酢を使って紅しょうがを作るのと、
梅干に使った赤シソでゆかりを作るのがいつもの作業でした。
仕方なく今年は「梅酢」を買ってきて、これで紅ショウガを作ります。
 
「ゆかり」は、
赤色素が無くなった残渣(シソの葉)でゆかりが作れると検索しました。
常々、シソジュースの残渣「緑色に変色したシソの葉」を自分好みに変身させたかったので、
今年は残渣のシソの葉でチャレンジします。
検索によると、緑色になったシソ葉が、再び赤い色が出るらしいので、すごく楽しみです。
赤くなくても美味しいらしいです(^^♪
 
つくるものとしては、ほぼ例年通りですが、
本命の梅干が作れなかったことは、
半分予感がしていたもののガッカリです。
来年のリベンジ、頑張らなくては。