トチュウは生きた化石 | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごしています。

いつごろだったか、杜仲茶が流行った頃がありました。
(杜仲葉のお茶は血圧やコレステロールの改善に効果があるそうです)
 
樹皮は漢方の材料です。
トチュウが欲しくて横浜中華街で探したことがありますが、なかなか見つからず、
やっと高級なお茶専門店で見つけました。
 
ガラスケースの中に樹皮の欠片が大切に飾ってありました。
(ちょうど画像のトチュウの樹皮そのものです)
値段には、びっくり。
杜仲って、かなりレアなのかもしれません。
杜仲の樹皮を探したのは、五行説では「冬」に該当した植物だから。
私の頑固な冷え症に良さそうと思ったのです。
 
値段におじけづき、どうしても欲しいわけでもなかったので、
杜仲(樹皮)は高い、と情報だけ仕入れて
一般的な杜仲茶(葉)のティーバッグを購入して帰りました。
 

杜仲は、恐竜時代から存在し氷河時代を生き延びてきた植物で「生きた化石」と呼ばれています。

ほかにも生きた化石と言われている植物にイチョウもあります。

(イチョウは血流をアップするので認知症予防のサプリに使われています)

 

樹木の見分けは難しいですが、

たまに、ほんのり漂ってくる香りの違いは感じます。

緑木の中で過ごすと細胞が生き返る感覚があり、憂鬱を忘れます。

森林療法は、歩く、葉を拾う、拾って遊ぶ、木を見上げたり、とにかくやることがたくさん。

植物からたくさん癒されて元気のお裾分けを貰える良い季節になりました。