彼岸桜と季節を感じたい | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごしています。

五行説では、「木」「火」「土」「金」「水」のグループ分けがあり、
春は、「木」のグループに属しています。
他には、風(ふう)・肝・怒・目などが「木」のグループです。
 
今は春なので「木」の特性があります。
寒い冬を忍んでやっと暖かい「春」がやってきます。
木(植物)は、春になってのびのびと生き生きと成長する季節ですが、
せっかくの春に、のびのびさせてもらえなかったら、ストレス「怒」が溜まってきます。
「怒」の感情は「肝」に影響を与えますので、
ストレスがある人は「肝」に要注意です。
また、気候では「風」に注意します、など・・・。
 
今年は、本当に強風が多いです。
もともと春の風は悪さをすることが多くて、突風であったり、埃を巻き上げたり、
爽やかな風のイメージがあまりありません。
 
お肌が痒くなるのは、意外と冬よりも春です。
陰陽では、風と皮膚は「陽」のグループです。
同じ陽のグループなので、「風」は皮膚に向かう傾向があり、
風が起こす悪さが皮膚に表れます。
 
私は、毎年春になるとカサカサと手の甲が痒くなりますが、
原因は「風」が作り出す邪(風邪・ふうじゃ)でした。
対策は、風邪(ふうじゃ)に目を付けられないように皮膚を強化(保湿)することですが(^^♪
毎日のように強い風が吹く最近に、
いつになったら優しい春になるのかと憂いてしまうこの頃です。
 
お彼岸も過ぎましたが、
毎年、お彼岸に満開になる彼岸桜が、今年はまだ三分咲き程度です。
どんなに寒くても、
不思議と彼岸桜だけはお彼岸頃には満開だったのにと、これも憂う理由。
 
彼岸桜を見て季節を感じていたので、
自然界の陰陽のバランスも崩れかけているのかなと思ってしまいます。

今年↑と昨年↓の彼岸桜です。

昨年は歩く体力がなかったので、車でこの彼岸桜を観に来たのも良い思い出です。

 

撮った日を見たら昨年は3月20日、今年はすでに27日ですけど満開とまでは行きません。

ソメイヨシノは、まだまだ固い蕾。

開花の楽しみが先に延びるのは嬉しいことですが、

彼岸桜だけはいつものように咲いてもらって、自然界の理を感じたいと思います。