コロナのためにずっと会えなかった友人(アロマの生徒さん)と
4年ぶりにランチしました。
本来なら昨年に会う予定でしたが、私の再発で延期になっていました。
反回神経にガン細胞が悪さをすることで声帯がうまく働かず、
かすれ声しか出なくて、水を飲むのもむせて、ただ話すことに体力を使って疲れていた昨年です。
当たり前の「おしゃべりをする」「一緒にご飯を食べる」ことができないと
もう先がないと心配させてしまうかなと、会うのを遠回しに断っていました。
1年後に再会できたのは奇跡と思うくらいです。
せっかくなので、美味しいものを食べてゆっくりおしゃべり。
美味しいものを食べられるのも、おしゃべりできるのも、
思い返してみれば信じられない喜びです。
友人(アロマの生徒さん)の大切な親友が、乳がんの再発をしていたことを聴いていたので、
再会した時に詳しく聴こうと思っていました。
できるなら、私も逢ってハンドトリートメントをしてあげたり、
同じような悩みがあれば一緒に話ができたらいいなと考えていました。
(こんな風に考えられるのも自分にゆとりができたなと実感します)
ところが、その親友は昨年の9月に亡くなったと教えられました。
・・・本当にびっくり。
言葉を失いました。
私は、再発に気づくのが遅すぎて、一時は医者にも匙を投げられた身ですが、
悔いが残らないように生かしてもらった術後20年を過ごしてきました。
私よりずっと若い彼女はキチンと経過観察していた矢先に、術後5年を前に再発してしまい、
しかも昨年秋に逝ってしまったと聞いた時には、
どうしても不思議で理不尽で、納得できる理由が見つかりません。
のんびり生きていていいのだろうか。
やはり今、自分にできることをやらなければ。
考えるだけでなく実際に前進しなければ。
やりたくてもできなかった人たちに申し訳ないと、ダラダラ生きている自分に活を入れようと思います。
ランチした店内の一部です。ゆっくりできました。