昨年の雪の日のこと | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごしています。

雪が降ってます。
昨年、緊急入院の退院後に初めて呼吸器内科の診察に行った日も雪でした。
(今、通っている病院ではありません)
 
積もることはありませんでしたが、ちょうど予約時間には降っていて駐車場や道はビチャビチャ。
スニーカーは濡れるし、傘は邪魔だし、寒いし滑るし。
気持ちは、どんより。
きっと(絶対)ガン再発を言われて抗がん剤を勧められるのだろうと想像して、
病院に行くのが嫌で嫌で仕方なかった日でした。
 
ところが退院して1週間も経つのに
「まだ再発かどうか検査結果がハッキリしないんだよ、悪いけどまた後日に来て」と言われたのです。
(呼吸器内科の先生のせいじゃないけど、遅くない?)
何とも言えない不安と不信。
 
入院中に撮ったCT画像の怖い現実を見せられながら、医師は
「それまでには結果もでるだろう。紹介状を出すから、元の病院(初発の時の病院)に行ったほうがいい」と。
(この病院では扱いたくない患者ってこと?検査結果も出ないうちからそんなことを言われたら怖いです。)
 
次の予約日は、紹介状を受け取るだけなら私でなくてもいいんじゃないかと、
紹介状は夫に頼んで、私は仕事に行ってしまいました。

それからのことは右往左往。
今思いだしても、何だったんだ?という数か月が始まったのでした。
思い出したのです。あの日が雪だったことを。
画像は、雪ではなくて、手でこねてつくった石鹸です。(ちゃんと使えます)簡単なのに、アロマクラフトを楽しんでくれる様子を見てるのは、私の喜びでした。
園芸専門学校の学生さんの数年前の作品です。
目や口はラベンダーで。
若い子の発想は見習うものがあって勉強になります。