否認・怒り・取引・うつ・受容 | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごしています。

たまに、このドラマは観てみようかなと思うものがあります。

でもすごく観たいわけではないので、ほとんど放送日や放送時間を忘れて寝てしまいます。

そんなときにティーバーが便利。

 

木梨憲武さんが出てるドラマがあるというので観てみました。(ティーバーで)

まさかのテーマがガン。主人公の木梨さんが末期のすい臓がんで始まります。

治療を拒んで最後は自由に生きたい主人公。

でも家族は納得いかない。

せめてなにか治療をしてほしい、少しでも長く一緒にいたいから。

それを軸にいろんな人間模様が加わって、面白いドラマです。

 

ドラマの中で、

人はガンと宣告され、それを受容するまでの心の動きは「否認・怒り・取引・うつ・受容」の

五段階があるという話が出てきました。

もれなく誰でもそのプロセスをたどるというのです。

気になって調べてみましたが、有名な説だったようです。

 

あなたはガンですといわれ、否認、怒り。

本当に検査が正しいのか疑問を持ったり、他の病院をいくつも回ったり。どうして自分が?と怒ったり泣いたり。

 

それを超えると、次は取引。

どうすれば自分は治るんだろう。いろいろ情報収集する。健康食品や自然療法などを試してみる。

 

次はうつ状態。(うつ状態です。うつではありません)

気持ちの整理がうまくいかずにうつ状態に。

ガンは間違いなさそうだと悟り、喪失感、絶望。なにも手につかなくなる。

 

そして受容。

相談に乗れる人がいる。自分の納得できる情報が得られた。次に進める気持ちになる。諦め。避けられない運命として受け入れる。

 

失恋や失業も同じだそうです。

好きだった人から別れを切り出され、失恋を否認することから始まり、最後には受容していく。

さて、受容したあとに私たちはどうやって先に進むのでしょう。

先に進む方法は自分で探すしかないのでしょうね。