昨年、途中で断念した三峰神社へ | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

昨年の今日は、乳がん再発が発覚した日。
胸水が溜まり緊急入院した日。
ついで言うと心嚢膜にも水が溜まっていて、心嚢膜の水も抜きました。

良く溜め込んだものです。

そりゃあもう、鮮明に覚えている出来事です。

 
退院後、息苦しさはあまり変わっていなかったけれど、
埼玉県秩父の三峯神社に行きました。
(正確には、行こうとしていました)
息は苦しいですが、身体は元気です。
脚も元気だし、ほとんど車で行けます。
 
むしろ、今までの体調の悪かった原因が、乳がんの肺転移と原因が分かったのは
ショックでもありましたが、少しスッキリした気分で出かけました。
前進できたように思えたのです。
 
でも考えてみれば、水を抜いただけで
なんの治療もしていないし、本当にガンの再発なのかもはっきりしてなかった頃です。
ガンは進行中だったわけです。
 
三峯神社に向かう途中、
三峰山の麓まで来た頃に少しずつ背中が痛くなってきました。
ついには耐え切れないほどの痛みに・・。
入院中は一度も痛くならなかったのに、なんで今なの?
どうして今なの!
悔しかったけれど、どうにも我慢できなくて断念。
 
Uターンして帰ったのが昨年の出来事です。
耐えられない痛みと目的地に行けない気力不足にはガッカリしました。

あれから1年。
ついに来ましたー。
三峯神社の狛犬はオオカミです。
最初の鳥居をくぐる時から、いろんな狼がここにもあそこにもと何体も迎えてくれます。
 
そして有名になり過ぎた気守り↓
数年ぶりに新しい気守りにすることができました。
裏面はオオカミさんです。
かっこいい。
私は、お守りやおみくじに興味がないバチ当たりな人間ですが、
この気守りは、オオカミがかっこ良いと言う理由だけでずっと気に入っています。
気血水の「気」を補うことは病気治癒に必須なので、
今回新しくできたのは、意味があるように感じています。