昨日の事のように鮮明な1年前のこと | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

1年前の1月22日は、初めて呼吸困難になった日でした。
一緒にいた人は、私に何が起きているのか分からなかったのでしょう。
ただ無言でした。
ふざけている、大袈裟に演技していると思ったのかもしれません。
私は息が入ってこなくて死に物狂いでしたが(^^♪
 
何が自分の身に起きているのか?この苦しさは何なの?
このままここで倒れては迷惑をかけてしまうと、パニックのように頭はグルグル。
 
身体は肺が酸素が足りないと信号を送っているのに、
頭の中では別のことを考えているなんて、ホント身体は不思議。
早く戻れ、早くいつもの呼吸に戻れ。

初めての体験は(頭の片すみでは死も思い浮かび)とにかく恐怖でした。

そんなことも、今は懐かしい思い出(記念日)です。
 
身体の内が見えなくて、事実を知らないって無謀ですね。
今では、1週間後にまた苦しくなるんだよ、次は入院だよって教えたい。
当時は息苦しさが治まったら何もなかったようにいつもの生活をしていました。
肺の中は水が満タンだったのにね。
 
懐かしく感慨深い日ですが、1年後を元気に迎えることができました。
感謝の気持ちでいつものこぶ観音へ参拝に行きました。
いつもよりも更に感謝の気持ちを込めてお祈りをしてきました。